Part11 ７人目は新一年生

517話　十八番 ページ23

福井(これはトライアングルツー

木吉が戻ってきた事で前半と同じ型に戻してきたか)





そんな福井の前には伊月の代わりのＰＧ・Aが立っていた









・









桃井「流石に慎重だね」





青峰「あぁ が、腹は決まったみてぇだな

くるぜ」









・









貴方「分かってますよ

次、氷室さんにパスしますよね？」





福井「！？」





貴方「まっ 止めませんけど

大我 そっちに行くよ」





火神「おぉ！」





福井「……っ」





Aの言葉に動揺し、反対側にパスしようとした





貴方「困りますね

急に変えてもらっちゃ」





バンッ


福井「！？」





ボールを叩き、火神た氷室のいる方へと飛ばした





貴方「無駄ですよ

そんな事するの分かってましたから」





ボールは氷室がキャッチした

氷室は火神を交わそうとするが、ゾーン状態を欺ける訳がない


氷室と火神はほぼ同じタイミングでジャンプした

その瞬間、構えていたボールを下に下げてパスを出した



バシッ

受け取ったのは紫原だった


紫原はいとも簡単に木吉を交わしてジャンプした


それに気づいた火神は一瞬のうちに紫原の前に現れた





紫原「！？」





福井(相変わらずスゲェ！

が、ここからもう一度リターンがあるんだよ！)





シュッ

紫原は後ろにボールを投げた


それをキャッチしたのは氷室





紫原「！？」





氷室の方を見て目を見開いた





福井「木吉！？」





ボールを持つ氷室の前に出たのは木吉だった





氷室「悪いが火神でなければ止められないよ」





その場で高くジャンプした









・









小金井「ミラージュシュート！」





土田「ダメだ！木吉にあれは止められない！」





リコ「いいえ まだよ！

２回リリースするミラージュシュートを止めるには火神くんのように両方防ぐ他にもう１つ


どちらで打つか 読み切ればいいのよ



後出しの権利を持つ鉄平にとってそれは十八番よ！」

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