Part11 ７人目は新一年生

495話　スピードを活かす ページ1

岡村(ちょっと待て…)





いつの間にか岡村の前には火神がいてその後ろに紫原がいた





福井「敦！」





ボールを紫原向けて投げた





岡村(コイツ いつの間にワシのマークに！？)





福井「なっ！？」





氷室(ただのオールコートマンツーマンじゃない

細かくマークチェンジを繰り返してる！)









・









リコ(言ったでしょ 新フォーメーションだって

これは黒子くんのスピードを最大限に活かす スペルスオールコートマンツーマンＤＦ！)









・









バンッ

紫原の前には現れた黒子がボールを飛ばした





紫原「！？」





黒子「A！」





貴方「はーい」





バンッ

パスを受け取った途端に投げた


ガンッ

ボールは誰も追いつく間も無くゴールした





ピーーーーッ



「「オォォォォォォォォォッ！！」」





小金井「おぉぉぉぉぉぉ！！」



土田「Aーーー！！」





木吉「(微笑」





【陽泉：４７ 対 誠凛：４３】





新フォーメーションのまま試合は続行されていた





氷室(オールコート系ＤＦを突破するには総力とパス回しが重要だが黒子くんが頻繁にマークチェンジして神出鬼没

迂闊にパスが回せない！)





福井(パスがダメなら…)





伊月を交わして走り出した


バンッ

いつの間にか前にいた黒子にボールを叩き落とされた





福井「なっ！？

(コイツ 黒子がいるのを分かっててわざと抜かせやがった！)」





福井の背後にはボールを構えた伊月


シュッ

伊月はその場でボールをゴールに向けて打った

ボールは綺麗に決まった





降旗「やったー！」



福田「伊月先輩！」





ピピピッ


審判「ノーカウント！」





ベンチにいた小金井達は動きが止まった





火神「どんまいっス」



伊月「あぁ」





貴方「でも綺麗に入りましたよね」





伊月「そうだな(微笑」





審判「２分間休憩に入ります」





第３Ｑが終わった

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