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ドォォォォォォォンッ
何処からが大きな音が鳴り、揺れ始めた
ニャンコ先生「これは…」
さんとの頭から降りて辺りを警戒する
貴方「地鳴り…？」
ニャンコ先生「怨念だ…」
貴方・夏目「「怨念！？」」
すると辺りの木が黒く染まり、木の枝が伸び出した
そしてその枝は柔らかく動き出し、A達の方へと伸びてくる
だが、すぐに方向転換してさんとの体に巻きついた
さんと「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
貴方・夏目「「さんと！」」
さんとの体は持ち上げられた
『許さん！許さん！』
何処からかそんな声も聞こえ始めた
ガシッ
夏目「うわっ！」
貴方「キャァッ！」
2人はそれぞれ木の枝に縛られ、両手首にも巻きついてきて体が空へと向かっていく
ニャンコ先生「夏目！A！」
ボンッ
煙を立たせ、斑の姿になった
そして木に突っ込み、A達の体を縛る木の幹を粉々にした
続けてさんとも助け出した斑はさんとを背に乗せ、走り出す
それを追いかけるように木の枝も伸びてくる
貴方・夏目「「先生！」」
斑「捕まれ！」
斑が横を通った時、Aと夏目は斑の体に捕まった
すると今度は背後が爆発のようなものをし始めた
夏目「先生 今のは！？」
斑「さんとを狙っておった！」
夏目「どうして！？」
斑「みくりはどうやら地霊に憑依されたようだ」
夏目「地霊！？」
貴方「でもどうして…」
斑「地霊は怒りや憎しみを好むからな」
さんと「みくりー！」
貴方「みくりはそんなにまでさんとの事を…」
斑「会いに行かん方が身の為だろうな…！」
前から変な音がし始めた
斑「どうする？ 夏目 A」
さんと「みくりー！」
貴方「お願い 連れてって！」
夏目「頼む」
斑「どうなっても知らんぞ」
何故か目の前の地面が消え始めていた
夏目「行けー！ニャンコ先生ー！」
斑「バカ者共めが！」
斑は高くジャンプし、消えていない地面に着地した
そして霧ヶ沼を目指し、走り続ける
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宝石姫(プロフ) - 黒白さん» 前から書き溜めていた物なんですよ。嬉しいコメントありがとうございます！更新ペースは遅いと思いますが、よろしくお願いします！ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - 面白いです！書くのが早くて憧れます…頑張ってください！！ (2021年7月31日 14時) (レス) id: 31e30c7c18 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ぽんさん» 教えてくださりありがとうございました！ (2021年7月31日 1時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2021年7月30日 17時
