もう1冊の友人帳 (ページ26)

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～夜～

in夏目の部屋

Aと夏目は同じ布団に入って考え事をしていた

花『いつも一人ぼっちでしょ？』

夏目(１人…１人は寂しい…１人は苦しい…１人は…苦しい…)

貴方『貴志(微笑』

夏目(A…！)

貴方『ずっと２人一緒だよそしたらもう寂しくないでしょ？』

夏目(そうだね俺もAの側にいるよずっと…)

その時、Aも夏目と同じような夢を見ていた
突然グッと体が重くなった

貴方「た…かし…っ」

夏目「重い…っ」

Aの声と重さに目を開けた

貴方「(ﾋｯ」

夏目「！」

２人の目の前には大きく口を開けた斑がいた

夏目「うわぁぁぁぁぁぁぁ！！」

ガンッ
思いきっきり斑を殴った

夏目「寝ぼけるな！
それにAに何て事してんだ！やめろ！」

貴方「(ﾊｧｧｧｧ」

・

～翌朝～

ニャンコ先生の額は手当てがされていた

ニャンコ先生「お前達昨夜魘されておったな」

夏目「先生が重かったんだよ」

ニャンコ先生「心に隙があったのさ
弱い心は魔物を呼ぶ命を落としたくなかったらどんな時でも気を緩めない事だ」

貴方・夏目「「……」」

ニャンコ先生「まぁもっとも私は早く命を落としてもらった方が友人帳も早く手に入って嬉しいがな」

夏目「今度寝ぼけたら尻尾の毛抜くからな」

ニャンコ先生「鬼だな」

夏目「妖怪に言われたくない」

貴方「確かにそれもそうね(笑」

カンカンカンッ
窓を叩く音が聞こえて来た

貴方・夏目「「？？」」

ガラスの方を見ると露神が外に立っていた

露神「見つけたぞ！夏目殿！水樹殿！」

貴方「！」