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〜翌日〜
2人と1匹は露神の元へと足を運んでいた
ニャンコ先生「露神はこの先の七ツ森に住んでおる」
貴方「持って来いって言ってたから持って来たけど」
夏目「こんな物何に使うんだ？」
Aの手には小さな手鏡
ニャンコ先生「用心の為だ 良いからしまっておけ」
貴方「うん」
Aは鞄に鏡を入れた
コロッ 側を歩いていたお婆ちゃんの方から桃が転がって来た
夏目「あ…」
夏目は桃を拾った
お婆ちゃん「あらあら ありがとう」
夏目「あっ いえ はい どうぞ」
お婆ちゃん「ご親切にどうも 傷んでいなければ貰ってくださいな
そちらのお嬢さんも」
Aに１つの桃を渡した
夏目「え…？」
貴方「いいんですか？」
お婆ちゃん「一人では食べきれなくて」
夏目「ありがとうございます(微笑」
貴方「桃なんて久しぶりです いただきますね(微笑」
お婆ちゃんは優しくニコッと笑った
貴方「どうぞ」
地面に置いてあった日傘をさして渡した
お婆ちゃん「あら ありがとう」
貴方「いえ(微笑」
お婆ちゃん「それにしても良いお天気ですね」
夏目「え？ あっ そうですね」
貴方「けど少し暑いから体調には気をつけた方が良いですよ？」
お婆ちゃん「そうね そうするわ ありがとうお嬢さん
それじゃあ」
微笑んで杖をつき、日傘をさして去っていった
夏目「こういう時、もう少しAみたいに気が利いた受け答えが出来ればいいのに…口下手なのが嫌になる…」
貴方「気にする事ないわ 貴志は貴志のままでいて
私はそのままのあなたが大好きなんだから(微笑」
夏目「A…(微笑」
ニャンコ先生「あの婆さん 長くないな」
夏目・貴方「「え？」」
ニャンコ先生「あまり旨そうな匂いじゃなかった」
夏目「失礼な事言うなよ」
貴方「ほらっ 行こう」
夏目「あぁ」
A達は露神の元へと向かった
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2021年7月30日 14時
