もう1冊の友人帳 (ページ21)

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夏目は２枚の紙を離そうと力を入れる

露神「イタッイタタタタタッ」

露神の体がグキグキと曲がり始めた

　

露神「無理に剥がすな！皮膚がビリビリする！」

夏目「あっ」

貴方「あらあら…」

ニャンコ先生「教えただろ？夏目
名前を破られれば身が裂ける燃やせば灰になってしまう」

夏目「そうだった…」

紙から手を離した

夏目「すまない露神」

貴方「大丈夫？」

露神「あー驚いた…」

夏目「まぁそんな訳だから」

露神「え？」

夏目「諦めてくれ」

露神「何！？」

貴方「私一人の友人帳じゃ不完全だから出来ないの２人一緒じゃないと…」

露神「そんな…」

塔子「貴志くん Aちゃんどちらからでもお風呂どうぞー！」

夏目・貴方「「はーい！」」

露神「そんな薄情な！」

貴方「けど剥がせないなら名前を返したくても返せないのよ」

露神「何とかしてくれ夏目殿！水樹殿！
私の名前を返してくれ！な？」

夏目「無理なものは無理だって」

露神「夏目殿ー！水樹殿ー！」