壱 一章 猫と友人帳 ページ3
西村「バイトなら海だろ 海の家!」
北本「おっ 海か 何か出会いとかあったりして」
西村「あるある!絶対((」
ガサッ
仲良く話して帰っていた2人の前に突然現れた人影
その人影は側の藪の中から突然出てきた
西村・北本「「うわっ!」」
驚いたが、出てきた人物を見て声をかけた
北本「あれ?夏目?水樹?
何かやってんだ お前ら?」
2人の前に現れたのは苦しそうに息をする夏目とA
夏目「何…って…」
夏目とAは不安気に辺りを見回す
西村・北本「「?」」
貴方「貴志 大丈夫?」
夏目「あぁ 俺は大丈夫
Aは?怪我はしてないか?」
貴方「えぇ 大丈夫(微笑」
夏目「そっか 良かった(微笑」
貴方「ごめんね突然 何でも無いの 気にしないで」
西村「何でも無いって…」
北本「2人共泥だらけじゃないかよ 大丈夫か?」
夏目「あぁ」
貴方「あの…ちょっと良い?近くに神社ってある?」
西村「え?」
北本「神社ならその藪を抜けた所に確か…」
夏目「ありがとう
A 行こう」
貴方「えぇ
ありがとう 西村くん 北本くん」
夏目とAは藪の中へと入っていった
北本「おい 夏目!水樹!」
北本の止める声にも反応する事は無かった
北本「何だ? アイツら」
西村「何急いでんだ?」
その時…
ビュゥゥゥゥゥゥッと強い風が吹いた
西村・北本「「?」」
西村「何だ 今の?」
北本「すんげぇ風…」
西村「アイツら 変わってるよな」
北本「転入して来てからちゃんと喋った事ほとんど無いもんな」
西村「何か話しかけづらいっていうかさ
水樹って可愛いから話しかけたいんだけど夏目といつも一緒にいるから話しかけるタイミングが無くってさ…」
北本「そうだな…」
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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時:2021年7月30日 14時