プレッシャー ページ5
in教室
山本「……」
1人席に座り、窓の外を見て考え込んでいた
山本(俺は浅利雨月に勝った
それなのに…どうして…)
・
雨月『失格でござる』
山本『そ、そんな…！』
・
山本(どうして何だ？
何がいけなかったんだ？
Aに聞いても教えてくれなかった…)
綱吉「山本」
山本「！」
声に気づき、横を見ると綱吉と獄寺が立っていた
山本「ツナ…」
綱吉「あの…昨日の事だけど…」
山本「すまねぇ…」
綱吉「あっ ち、違うよ！
その…昨日の山本見てて気になってさ…」
山本「え…？」
綱吉「俺、いつも山本に頼り過ぎちゃうっていうか…
そういうとこあるから…
知らないうちに変なプレッシャーとかかけちゃってたかも知れないって思って…
ごめん…」
山本「ツナ…」
苦しそうに謝る綱吉を見て苦しくなる山本
山本「すまねぇな…
余計な気使わせちまって…」
綱吉「え？そ、そうじゃなくって…！((獄寺「アホか テメェは！」」
山本の胸ぐらを掴み、睨む
獄寺「10代目が励ましてくださってんのにさらに落ち込んでどうすんだ！？(怒」
綱吉「ご、獄寺くん！」
綱吉はチラッとAの方を見た
いつも獄寺が感情的になると止めていたのはAだったから
貴方「……」
当の本人は何処か上の空で本を見たままボーッとしていた
とりあえず綱吉が獄寺を止め、山本は椅子に座った
山本「悪いな ツナ…獄寺…」
綱吉「……」
綱吉はAの方を見てゆっくりと近寄った
綱吉「Aちゃん」
貴方「？」
Aは席に座り、本を読んでいた
その時、突然名前を呼ばれて視線を上に向けた
獄寺「姫 ちょっと良いっすか？」
貴方「え？」
獄寺「ちょっとこちらに」
Aは獄寺や綱吉に連れられ、教室を出た
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年8月7日 0時
