Part26 マドンナはマフィア！？

甘さ ページ49

風「昔、氾濫する川の急流を９つの頭を持つ竜に例えたそうです」








リボーン「そのイメージを元にした技か」








コロネロ「気を付けろ 山本！」








山本(繁吹き雨！)








山本と雨月の炎がぶつかりあった








山本「(ｸﾞｱｯ」








山本は吹き飛ばされ、地面に倒れた








綱吉「山本！」








貴方(今の武じゃいくら戦っても勝ち目はない…

早くいつものあなたに戻って…)








山本(クソ…ッ

もう同じ過ちは繰り返さねぇって決めたのに…っ)








山本はずっとデイジーを仕留め損ねた事を悔やんでいた








山本(俺の甘さがチョイスに負けた外因の一つでもあるんだ

俺は甘さを捨てるんだ！


そして絶対Aを守ってみせる！)








雨月を見上げ、睨んで叫ぶ








山本「俺は絶対勝つ！」








雨月「……」








コロネロ「アイツ…」





貴方「……」








了平「よーし！まだ心は折れておらんな！」






獄寺「こっから巻き返せよ！」





綱吉「山本…」








貴方(雨月に勝てる訳ない…


雨月は世紀無双の剣士なのよ？

大事な事が見えてない武じゃ無理に決まってる…)








そんな事をAが思っているとは知らずに山本は雨月に向かう








雨月「九頭竜 川崩れ」








また同じ技を山本に放った








山本(あれだ！)








見たのは技を放った時に見せる雨月の背中








山本(あの背中の隙を狙えば…！)








竜を避け、雨月に向かっていく








山本(これで俺の勝ちだ！)








綱吉(山本 なんであんな辛そうな顔してるんだ？)








貴方「終わりね…」





綱吉「え？」








バッ

誰かが山本の前に出た








コロネロ「止めろ 山本！！」








山本「！ コロネロ！？

ダメだ！危ない！」








山本の攻撃が当たったコロネロは地面に倒れた








山本「コロネロ！」








コロネロ「クソッ 間に合わなかったか…っ」








綱吉「良かった 無事だ…」








了平「だが何故コロネロ師匠が！？」








獄寺「分からねぇ

カテキョーのコロネロが邪魔するなんて…」








貴方「雨月…っ(ﾎﾞｿｯ」

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