Part22 マドンナはマフィア！？

覚悟 ページ7

in海岸









山本・了平「……」








2人が灯台の側から海を眺めていた

すると後ろから歩いてくる音が聞こえてきた








山本・了平「？」








振り返ると綱吉が獄寺に支えられて歩いてきた








山本「ツナ 大丈夫なのか？」








綱吉「うん 俺も何だかジッと寝ていられなくてさ

ありがとう 獄寺くん」








獄寺から手を退け、離れた








獄寺「いいえ」








綱吉「やっぱり外は気持ちいいな」








獄寺「ベッドにいるよりよっぽど治りが早くなりますよ」





綱吉「そうだね」








綱吉は海に近づいて話し始めた








綱吉「あの後、寝ながら考えたんだけど…

俺が負けた理由は分かるんだ 覚悟が足りなかったんだって」








山本「覚悟？」








綱吉「うん 俺達は死ぬ気の炎で戦ってるだろ？

死ぬ気の炎をどれだけ多く出せるか どれだけ強く出せるか


それが勝敗を分けると思うんだ」








獄寺「…分かりますよ 10代目


“覚悟の差が死ぬ気の炎の差になる”

それが勝負を決めると言っても過言ではありません」

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