Part20 マドンナはマフィア！？

手立て無し ページ41

カンカンッ

まだ2人は戦い続けていた



シュッ

骸の槍が雲雀の髪をかすめ、少し切れた

その先に雲雀がトンファーを振るった



シュッ

トンファーが骸の髪をかすめ、また少し切れた








骸「クフフッ なるほど

君も以前戦った時よりは進歩しているようだ」








雲雀「借りは返すよ」








カンカンッシュッ

攻守を変えながら戦っている








骸「クフフッ

何度やっても結果は同じですよ」








雲雀「咬み殺す」








綱吉は思わずお弁当を落とした








綱吉「あぁっ！(汗

何やってるんですか！？雲雀さん！骸！」








リボーン「無駄だ」





綱吉「え？」








貴方(ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉ)「今の恭弥達を止める手立ては無いよ

恭弥は過去の屈辱を忘れてない

骸はそれを分かった上で受けて立ってる


これはどっちかが倒れない限り収まらないわ」








綱吉「え！？」









・









そんな頭上では…








スカル「な、何でアイツらが戦い始めてるんだ！？

おい！作戦は上手く行ったんじゃなかったのか！？」








横からは綱吉が顔を出した








綱吉？「僕はちゃんとちゃんと言われた事はやったよ」








次の瞬間、綱吉が霧に隠れてマーモンに変わった








スカル「だったら挑発に怒った雲の守護者と霧の守護者が沢田綱吉を襲うはずじゃなかったのか！？」








マーモン「そうなるように沢田綱吉の行く先にタイミングバッチリに来るようにしたんだけどね」








スカルがマーモンの胸ぐらを掴んだ








スカル「どうにかしろよ！

これじゃ何の為にお前に依頼したのか分からないじゃないか！」








マーモン「これ以上の仕事は追加料金を貰うよ」








スカル「何！？もうそんな金は無い！」








マーモン「そう？ じゃあ僕はこれで帰るよ」








シュゥゥゥゥゥゥ

マーモンはスカルを置いて消えて行った








スカル「あっ！ま、待て！バイパー！」

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