Part13 マドンナはマフィア！？ (ページ14)

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素質ページ14

バジル「あの…」

貴方「どうしたの？」

バジル「ディーノ殿から聞いた話なのですが…

揺り籠以前ボンゴレの次期ボンゴレボス候補は沢田殿も含め5人居たらしいです」

了平「5人？」

山本「ツナの他に4人か」

バジル「はい

そうですよね姫？」

貴方「えぇそうよ

5人の中の1人がツナくん

5人の中の年長3人は誰もがボスの器に十分な才能に恵まれていた

けど9代目と私、門外顧問を除く上層部全員が支持をしたのがXANXUSだった

それほどXANXUSのボスとしての資質は圧倒的だった」

獄寺「姫その恵まれた3人に10代目は居たんですか？」

貴方「入っていないわ…」

了平「……」

山本「なるほどな」

獄寺「まっ無かねぇ話でしょうね」

バジル「え？」

貴方「(微笑」

獄寺「いいか新入り」

バジル「？」

獄寺「10代目ってお人は凄すぎて分かる奴にしか分からねぇのさ」

バジル「は？」

山本「ハハハッ

ツナはそんなに分かりにくいかねぇだろ」

獄寺「なっ！？」

山本「どっちかつーとアイツの凄さって分かりやすすぎて見過ごしちまうんじゃね？」

獄寺「意味分かんねぇんだよ野球バカが！」

了平「というかそもそも沢田は凄いのか分からん時がある」

獄寺「何！？」

了平「だが、そこが奴の並だが並では無い所だ」

獄寺「テメェらこんがらがる事言うんじゃねぇ！」

山本「お？つまりどういう事だ？」

了平「んー良く分からなくなったぞ」

Aはそっとバジルに近づいた

貴方「こういう所じゃない？

ツナくんがファミリーから慕われる理由は…

支持される理由は…」

バジル「そうみたいですね…(微笑」

獄寺「お前ら頭悪ぃんだよ

脳みそまで筋肉だろ！」

山本「ハハッ考えるの苦手だからな」

バジル(この方達はずっと以前から沢田殿の非凡な平凡さに気づいているんだ…)