仇を打つ ページ1
9代目は指先を綱吉の額に当てた
すると指先に小さく死ぬ気の炎が灯った
綱吉(死ぬ気の炎？
凄くあったかくて懐かしい…
懐かしい…？
あ！俺…俺…
俺 この人知ってる…)
貴方「ツナくんだったのね…」
綱吉「え？」
横を向くとAは綱吉を見て微笑んでいた
貴方「私がまだ小さい頃、お爺様が日本に行った
その後、帰って来た時に言ったの
『10代目になるには不釣り合いなくらい優しい子がいたよ』って…(微笑」
綱吉「そうなんだ…」
額から指が離れた
すると死ぬ気の炎はどんどん小さくなっていった
9代目「すまない…」
綱吉「え？」
9代目「だが君で良かった…っ」
力が抜け、腕も地についた
綱吉は9代目の手を握り、話しかけた
綱吉「待って！
そんな…っ待ってください！
9代目ーーー！！」
貴方「お爺様…！」
Aは慌てて虹の炎で9代目を包んだ
貴方「お爺様 あなたにはまだ生きてもらいます
死ぬのはまだ早い…っ」
リボーン「……」
綱吉「9代目…」
その目からは涙が流れていた
XANXUS「よくも9代目を！」
綱吉「！」
XANXUS「9代目へのこの卑劣な仕打ちは実子であるXANXUSへの
そして最高ならボンゴレの精神に対する挑戦と受け取った」
綱吉「なっ！？」
XANXUS「しらばっくれんな
9代目の胸の焼き傷が動かぬ証拠だ
お前がした事の前にはリング争奪戦など無意味
これはボスである我が父の為
そしてボンゴレの未来の為に貴様を倒し、仇を討つ！」
綱吉「！？」
獄寺「何言ってやがる！アイツが9代目を！」
貴方「XANXUS あなたは最初からこれが狙いだったのね」
綱吉「え？」
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年2月24日 2時
