美咲の幼馴染もメイド様

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〜翌日〜



in校舎裏





碓氷「……」



「あっ ほら 碓氷先輩来てくれたよ」



「頑張って！」



「うん！」



ロングヘアの女子が碓氷に駆け寄った



碓氷「俺に何か用？」



「は、はい 呼び出したりしてすみません！
あ、あの…どうしても直接お話したい事があって…/////」



碓氷は横目で校舎内を見るとそこは図書室だった
脚立に乗って喧嘩をする２人の男子
そこにAが駆けつけてきた



碓氷「！」



「実は私、入学前からずっと先輩の事気になってて…/////」



ガタッ

碓氷「！？」



Aの前でバランスを崩した脚立
Aは咄嗟に前に出た



碓氷「！！」



ガンッ
Aが脚立を腕で受け止め、男子を守った



碓氷「！？」



「私を彼女にしてもらえませんか！？/////」





・





貴方「危ないなぁ…」





・





碓氷「……」



「碓氷先輩…？」



碓氷「俺、三度の飯よりメイドが好きな重度のオタクだから愛読書は全てメイド関連 喫茶店は必ずメイド
もちろんフィギュアもコレクション中
メイドなゲームをプレイしては萌え萌え言って興奮すると自らメイド服を着てハァハァ言うよ
そんじゃっ」



呆然とする女子に背を向けて歩き出した



「しっかりして！これは試されてるのよ！」



「オタクな訳ないわよ！」



草陰に隠れていた友達が声をかける



「構いません！
だったら私 先輩の好みの女の子になりますから！/////」



足を止め、振り返った



碓氷「それじゃダメなんだよね」



「……ッ」





・





in廊下





貴方「……」



１人で廊下を歩き、教室へと向かっていた



貴方「？」



碓氷「……」



Aの前で窓にもたれていた碓氷



貴方「碓氷くん 次の授業そろそろ始まるわよ
教室に戻らないと…」



碓氷「副会長」



貴方「？」



ドンッ
窓でAに壁ドンをした



碓氷「脱いで」



貴方「え…？」



碓氷「ジャケット脱いで」



貴方「どうして？」



碓氷「……」



ガシッ
Aの右腕を掴んだ



貴方「〜〜〜ッ！！」

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