理事長の理念に反抗する生徒

威力 ページ37

〜翌日〜



in教室





ガラッ

貴方「おはよ…う…」



Aは教壇を見て固まった
そこにはナイフが頭に刺さったタコの姿



貴方「き…」



「「き？」」



貴方「気持ち悪い！！」



「「(ｽﾞｺｯ」」



貴方「もう！
カルマ 私がこういうの苦手って知ってるでしょ！？
メールくらい送ってくれたって良いのに」



カルマ「ごめんごめん(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
とりあえず席に座りなよ」



頭を撫でられ、誤魔化されたように席に座らされた



貴方「もうっ 誤魔化さないでよ」



カルマ「まぁ見ててよ これは俺と先生の戦いなんだから」



貴方「もう…」





・





殺せんせー「…計算外です ジェラートを買うお金が無いとは
給料日まで収入のアテも無し
自炊するしかありませんねぇ 調理器具なら校舎の倉庫に揃ってるし」





ガラッ

殺せんせー「おはようございます」



「「……」」



殺せんせー「……ん？どうしましたか？皆さん」



生徒達の視線の先には無惨な姿のタコ



カルマ「あっ ごっめーん 殺せんせーと間違えて殺しちゃったー
捨てとくから持ってきてよ」



殺せんせー「…分かりました」



タコを触手で持ち、ゆっくりとカルマに近づいていく



カルマ(来いよ 殺せんせー
体を殺すのは今じゃなくても別に良い まずはジワジワ心から殺してやる)



寄ってきていた殺せんせーが突然止まり、触手がドリルに変わった



カルマ「！」



ドォォォンッ

「「うわぁぁぁぁっ！」」



一瞬で殺せんせーが消え、現れた



殺せんせー「見せてあげましょう カルマくん
このドリル触手の威力と自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」



カルマ・貴方「「！」」



殺せんせー「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」



カルマ「あッつ！！(ｹﾞﾎｯ」



口から吐き出したものは出来立てのたこ焼き



貴方「た、たこ焼き？」

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