君は 50。 ページ5
『はっ！？ちょっ、ま、待てって…！はやま…ぁああああああああ！！！？』
こーすけ「あはははっ、！！何回やられてんだよ！！」
『こーすけらが強すぎるんだよ！！』
必死にコントローラーをカチャカチャ動かす。
壊れる！なんて悲鳴もコントローラーから聞こえそうだったけどそんなの気にしない。
私の愛用(な訳がない)のリンクが負けてる、だと…！？
しかも何故かピ○チュウ強いし！！
『ラーヒーのバカ！！』
ヒラ「えっ！？Aが俺に譲ってくれたんでしょ！？」
あきらかに驚いた顔をしたヒラに私は頬を膨らませる。
やっぱり私があの時は折れた方が良かったのか…。
でも、やっぱりこの中での一番は。
フジ「っあー！！キヨ強ぇーよー！しかもさっきからなんで黙ってんの！？」
キヨ「……。」
ひたすら無口でコントローラーを操作するキヨ。
いつも？、とこーすけに尋ねてみた所そうでもないらしい。
…いつもは煩いんだとか。
どこか拗ねている様なキヨに、
『キヨやるじゃん！俺なんか最下位なんですけど…』
ははは、と苦笑しながら隣に腰を下ろす。
ホントまじで私最下位だからね！？まだ1位なだけいいんだからね！？
キヨ「……ぷっ、え？？何？？まじで俺に負けてしょげてんの？？え？」
私が頬を膨らまして怒っていると、急にキヨは笑い出す。
まるで今まで『静か』な仮面を付けていたかのようにウザさもめでたく戻ってきた。
『っあー！！もうキヨお前元気なら早く再開しょーぜ！？』
キヨ「だってAがか……お、おもしれーんだもんしょうがねーだろー！？」
二人でぎゃいぎゃい言いながらステージを決定する。
なんだかんだでフジ達にも選ばせない私達はきっと悪い子。
けど、それを笑顔で見守ってくれる三人には。
つくづく感謝極まりない。
あ、そうだ。
フジ「…？Aどうしたの？」
『ねぇねぇジーフー。ジーフーってさ、よく暇？』
私の問い掛けに察しの良いフジはすぐに笑顔になると、手伝うよ。と言ってくれた。
『い、いいの？上達練習付き合ってくれんの…？』
にこっ、と笑ったフジを見て、あぁこういう人こそ神様だと言うのか。なんて思ってしまった。
単純にキヨを誘わなかったのはあっちが緋月先生に会える時間が少なくなるから。
だけど、そんな気持ちとは反対に、私の心は酷く痛みの悲鳴をあげていた。
何故こんなに悲しいんだろうか？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 843人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*:まりな:*(プロフ) - ラブライブとかも好きなんですか？！趣味が合いすぎて怖いです…w1ファンとして応援してます！ (2020年8月6日 0時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 続きが気になります、、、！更新頑張ってください！！ (2019年8月13日 18時) (レス) id: 491ab1b2f5 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - すごくいいところで終わりましたね...もう続きないんですか？もし宜しければ続きが見たいです！ (2019年7月13日 16時) (レス) id: 691d41a0d1 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - 続きが気になって夜もうずうずしてます！！更新頑張ってください！！ (2018年1月4日 5時) (レス) id: 33bb28b9df (このIDを非表示/違反報告)
佳音 - ふぎゃああああああああああああ//レトさん優しスギィ！皆面白イィィィィ！フジも結構好きィィィ/…すみません(´；ω；`)でも、ほんっっとに面白かったです！続き待ってます∩^ω^∩ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 629086881d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：書店員。
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syotenin711/
作成日時：2016年1月24日 16時
