君は 49。 ページ4
暫く現実が掴めなくてボーッとした私はリビングから聴こえる、フジの驚いた声によってやっと現実へ引き戻される。
『そうだ、ジュース…。』
持っていかなきゃ、とお盆を掴んだ時私の手が固まった。
どうしてだろう、今キヨに会うのは結構辛い。
なんでもない、って言ったから気にしなくても良い筈なのに。
本当に可笑しいよ、私。それに心臓がドクドク煩い。
収まれ、収まれ。そう呪文の様に呟いて心臓を手で押さえるけど止まる事は無い。
なんか今キヨに会っちゃったらさっきみたいに顔が真っ赤になりそうで。
でも、行かなきゃ大乱が出来ない…！
え、あ、え、どうしよう…！？
『頑張れ、私は出来る。』
ぱちん、と頬を叩き気を引き締める。
けどやっぱりゲームの誘惑には勝てない物で。
大乱は偉大なのだ、やらなきゃいけないと私の本能が告げている！！
ちょうど私がリビングに入ると、レトさんがカセットをセットしている所で。
フジ「おかえり。ねぇAはスマブラで何を操るのが得意？」
『ピッ○ッチュー！』
こーすけ「ありきたりかコノヤロウ」
こーすけのノリツッコミが入り、キヨ以外の5人で笑う。
ヒラもピ○チュウを操作したかったらしいので、約5分位譲り合い問答が繰り広げられた。
『譲り合いの精神なのさ！ヒラくん！』
ヒラ「いやだったら俺だって案外初心者のAに譲るよ！？」
『初心者ってひっでぇ！そりゃ一回しかやった事ないからピカ○ュウしかした事ないけど！』
ひっどい！初心者ってのはひっどい！！
結局悪魔ラーヒーとの決着はつかず(そらつかん)ジャンケンで私が負けたので違うキャラを選択する事に。
『んー…それじゃリンクで』
こーすけ「お前もうちょっと使いやすさ考えろよ…」
ふふふ、こーすけよ。
俺は強さなんか気にしないタイプなのだよ、とドヤ顔で言ってやるとさらにツッコまれた。
いや、我ながら今良い事言ったよね…？？
こうやってぎゃいぎゃい私達が騒いでいてもずっと黙ったままのキヨに結構な違和感を感じた私だった。
キヨこそ、どうしたのだろうか。
キヨ「( こっちが聞きてぇよ。 )」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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*:まりな:*(プロフ) - ラブライブとかも好きなんですか？！趣味が合いすぎて怖いです…w1ファンとして応援してます！ (2020年8月6日 0時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 続きが気になります、、、！更新頑張ってください！！ (2019年8月13日 18時) (レス) id: 491ab1b2f5 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - すごくいいところで終わりましたね...もう続きないんですか？もし宜しければ続きが見たいです！ (2019年7月13日 16時) (レス) id: 691d41a0d1 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - 続きが気になって夜もうずうずしてます！！更新頑張ってください！！ (2018年1月4日 5時) (レス) id: 33bb28b9df (このIDを非表示/違反報告)
佳音 - ふぎゃああああああああああああ//レトさん優しスギィ！皆面白イィィィィ！フジも結構好きィィィ/…すみません(´；ω；`)でも、ほんっっとに面白かったです！続き待ってます∩^ω^∩ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 629086881d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：書店員。
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syotenin711/
作成日時：2016年1月24日 16時
