【実lｼ兄l者】ちっちゃい平l和l組拾いました。【平i和i組i】

色々やらなきゃ　[1-2.] ページ7

『えーっ、別にリズム天国でもいーじゃん…』

「だぁああああめ！こんなにゲームあるのに！たまには俺らに選ばせて！？」

『た、たまには…？』


たまには、も何も家に来たの今日が初めてなのに…。
あっけらかん、とした表情の私を見て、はすくんが心配そうにとてとてと駆けてくる。


「ぁ、えっと…ごめんね？俺も、Aと一緒に待ってるよ。」

『え？、はすくんは好きなの選びなよ？』


多分やらせてくれないし。口を尖らせるはすくんに私は笑うと、座ってどんなゲームが好きかを訪う。


「！俺ねーっ、ゲーム音楽好きなんだ！！クロノアとか！でもね、シアトリズムもいいんだよねーっ、」


きゃいきゃい嬉しそうに話出すはすくん。
さっきまでは全てにまだ遠慮があって寂しかったのだけれど、はすくんの場合は必死に好きな事を話してくれて嬉しく思う。


無意識に頭を撫でると、彼は嬉しそうに目を細め、


「俺もAにするーっ、」


なんて可愛い事をいい、私の頭をぽてぽてと撫でる。
足元を見るとこれまた必死に背伸びをしていたので嬉しくも面白かった。


やっぱり皆とたまにはゲームをしようかな。
膝の上に乗せ、嬉しそうなはすくんを見ながらそう考える。


「んじゃあ桃鉄な！Aちゃん！桃鉄しーましょ………ぁあああああ！！！！」



嬉しそうに桃鉄のwiiソフトパッケージを見せながらようやく私を見る。
そして、目線は私の腕の中のはすくんに…移った瞬間半泣きで此方にかけてきた。


え、え、レトくんどうしたの！？



「だぁあああめ！！だーめだーめ！！つわはすくんずるい！！」

「レトさんはソフト選んでたからいーじゃん。別に。」

「俺もAちゃんの膝の上がいいーっ！」


ぽかぽかはすくんを叩きながら駄々をこね出すレトくん。
まともなのだけど甘えたがりで。


けど、甘えたがりなのは皆そう。
小さい子、ってやっぱそうなのかな。


『それじゃあと先着1名ー！』

「「あっ！！？」」


ぽんぽん、と膝を叩き招き入れる。
すると、座ったのはレトくんではなく…


『キヨくん！珍しいねぇ。』

「今日会ったヤツに珍しいとか。どこまで知ってんだよ、」


笑いながらコントローラーを自分の膝に置く。
まさかの自分が座れなかった事にレトくんがまた泣きそうになったので、(しかも今度はこれまた珍しくぴーちゃんも)



残りの二人は私の両サイドに座ってもらった。
たまにはゲームもいいものです。

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