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四十一話 ページ42

ラギー「ふざけんなよ…、此処まで来て、諦めるなんてそんな…!!」


その時、肌がピリピリと痛み始める。


リドル「下がるんだ!!」


ミシェルはユウを抱き抱え、ルミエールと同じタイミングで後ろへ飛び退く。

エースもデュース、ジャックも後ろに下がっており、

怪我はなさそうだ。


前に向きなおると、レオナはサバナクロー寮生達を攻撃していた。


『これは、これは……。』


ラギー「ぐぇぇぇ…。」


グリム「目がイテェんだぞ…。」


エース「体が、渇いて…。」


ジャック「レオナ先輩が触れた物が…、砂に?」


ルミ「腕が痛い…。」


砂嵐が襲ってくる。

砂嵐を作っているのはレオナだ。


忌々しそうに、その砂を眺めるレオナ。


レオナ「これが俺のユニーク魔法【王者の咆哮(キングス・ロアー)】だ。

皮肉だろ?干ばつを嫌うサバンナの王子が

  生まれ持った魔法がコレだ…。」


ユウ「レオナ先輩っ…!」


哀しそうに、寂しそうにそう吐き捨てた。


『不味いですね…、ルミエール。』


ルミ「分かってる。」


ミシェルがルミエールに合図をすると、

石を目の間に構える。


エース「何するつもりだ?!」


『流石に危なすぎますからね。』


ラギー「レオナさ…、苦しっ…!!」


ルミ「……ッ!」


ルミエールが弾く様に石を投げると、

砂嵐を突っ切って、レオナの腕に石を当てる。


少し怯んだ隙に、ミシェルが素早くラギー達を回収する。

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冬花(プロフ) - 四十三話でミシェルさんの台詞に「リリア・ヴァンルージュ」さんの名前を呼ぶときに「バンルージュ」になっていましたよ (2021年5月1日 3時) (レス) id: 6a73fce406 (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - 24話と25話好きで何回も見てしまう、なんでだろ笑更新頑張ってください (2020年9月9日 23時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - ミハイルさん» 素敵なお声がけありがとうございます!申し訳ありませんが参加はしません。ミハイルさんの素敵な作品を私が参加することによって壊してしまったら申し訳ないので…ほんとに素敵なお声がけありがとうございます!嬉しかったです(о´∀`о) (2020年9月1日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - ミラさん» よろしければ、協力者的立ち位置で参加することができますが…。よろしければ、もう一度コメントをください。 (2020年9月1日 13時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
ミハイル - しっぽさん» 監督生はウケ狙いというか反感狙いというか…。段々ヘイト高まってきましたね!コメントありがとうございます! (2020年9月1日 9時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミハイル | 作成日時:2020年8月17日 10時

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