君に恋する僕ら。

３８　　勝利サイド ページ38

ー勝利サイドー


さっき、羽生田が入ってきて、Aちゃんの頭を撫でてた。

俺も、みんなの前であんなことされたらもう黙っていられない。


だいたい、俺は奥手すぎるのか？？


ちょっとは、素直になってやる。



勝利「聡、」

聡「なんなの？？」

勝利「つめてーな。あのさ、俺どうしよ」

聡「勝利くんはいつからそんなに弱くなったの？？羽生田がなんだよ？？」

勝利「だよな。俺、頑張るわ。」

聡「うん。あとさ、マリウスがAに振られたって。」

勝利「マジで？？」

聡「うん。あとは勝利くんと羽生田だけだよ」

勝利「まじか、後輩には負けたくないなww」

聡「頑張って。」

勝利「うん。」




俺は、さっそく行動に出た

とり合図、一緒にさぼろって誘おっかなぁー



勝利「Aちゃん」



「勝利くん！どうしたの？？」

勝利「四時間目、サボる？」

「勝利君となら、サボりたい////////」


君は、真っ赤になって可愛いセリフを言うから・・・


勝利「保健室、行こっか。」

なんて、言ってしまった


「うん。今日は先生、出張だったよね」


どう言う意味？？誘ってんの？それともサボるには丁度いいって意味？？


きっと、純粋な君だから誘ってるわけないよね。




勝利「行くよ。」


俺は、さりげなく君に手を差し出した。



ここから始まる・・・




羽生田と俺の勝負。

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