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▽ー紫耀sideー ページ7
俺の得意分野の自慢話が盛り上がっとったとき。
後ろから嫌味っぽい言葉が飛んできた。
“『朝からお熱いな〜、二人とも。』”って。
...せっかく二人で仲良く行っとったのに。
Aが、大ちゃんって呼んでることとか、
二人の時間を潰されたことに苛々してきて、
強く当たってしまった。
...てか、此奴誰やねん。
そんな謎も浮かんできた。
ただただ、不安だった。
Aが此奴んとこいったらどうしよって。
そう思った直後だった。
大ちゃんとやらが、Aの手を握って走ってった。
Aは、連れて行かれながらも
何度かこっちをチラチラ見てきた。
でもそのときの俺は、
追いかけることでさえも出来なかった。
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作者名:しょうりん | 作成日時:2018年7月15日 1時