二重生活6日目 ページ7
「げほっ…ごほっ…っ」
どうもAです。今絶賛風邪引き中です(？)
なんか喉の風邪っぽくて声が出ません…。トンちゃんが学校休んで看病してくれてる、本当おかんだなぁ…。。
tn「ほらほら、昼飯やで」
暗かった部屋がトントンがドアを開ける事で少しの明かりが入ってくる。
「い…らな…」
やっぱ声出ないなぁ…いったいわ…
tn「ダメや、飲み込みやすいお粥やから、ちょっとでも食べぇや、ほい」
トンちゃんがお粥をすくったスプーンを私の口の前に突き出す。
「…あい…」
渋々口を小さく開けお粥を口に入れて貰う。少し喉に痛みを感じるが食べやすく、美味しかった。
「…みんな、がっこう？」
ぱく、とお粥を口に入れてはそう問う。
tn「せやで、ショッピ君とか煩かったんやでぇ？お前の看病するって」
「私は大丈夫なの…に、ごほっ…。」
咳と同時に少しお粥を吐き出してしまい、トンちゃんが口の下をハンカチで抑えてくれた。
tn「…大丈夫ちゃうやろ？意地はらんでええねん。あと、喋るの辛いやろ？もう声出さんでええから寝てな」
私はブンブンと顔を横に降る。
tn「何でや…、これに書いてみ」
トンちゃんは小さなメモ帳とボールペンを差し出す。
私はそれを受け取ってすらすらと伝えたいことを書く。
[寂しいから、一緒にいて？寝るのも飽きちゃった、]
tn「…風邪引くと寂しがり屋になるってほんまなんやな、…ま、ええで」
はは、と苦笑いする彼を見てやった、と私は満面の笑みを落とす。
[ショッピ、いつ帰ってくるかな]
tn「さっき昼食とか言ったけど今6時半やで、もうすぐ帰ってくるんちゃうか？…それにしても、Aはショッピが好きやなぁ…」
最後の方が聞こえず、こて、と頭を傾ける。そんなことを駄弁っていると、玄関からドアが開く音がした。
syp「先輩‼!!!」
ばっ！と勢い良く襖が開くと同時に、私の可愛い後輩が見えた。
syp「大丈夫ですか？」
息を切らしたまま眉を下げて聞いてくる彼に[ちょっと喉が痛いだけだよ]と伝える。
syp「本当は学校なんか行かず付きっ切りで看病したかったんですけど鬼が許してくれませんでした…でも、全速力で帰ってきましたよ！」
tn「誰が鬼や」
[有難う、]
私が書き始めようとするとまた喉に痛みを感じ、咳き込む。
ショッピはそれをアワアワとしてみている、が何かを思い付いたように席を立つ。
−−−−−−−−
コメント有難う御座います…デレッピ可愛いですよね!(は)
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黒狐 - は官とさん» 久々に覗いたらコメント合ってすげぇ 嬉しかったです 笑 。 その勘違い は 小さな頃の自分を元にしていたんですが そんな意味も有ったんですね！！ コメント有難う御座います ！ (2019年9月29日 19時) (
レス) id: 3564ec79a0 (このIDを非表示/違反報告)
は官と - とんちんかんの語源は鍛冶で鉄を打つ時にもう一人が槌を入れて、ずれて響く音を模した擬音語なのでシャオさんの勘違いはちょっと近かったりします。すごい！ (2019年9月27日 10時) (レス) id: d54d3c1f92 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - しゃおちゃん何で写真撮れてんのww (2018年12月29日 17時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - デレッピ可愛いなぁ (2018年12月26日 20時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 夢主かわいいな(( (2018年12月22日 21時) (レス) id: 189b818174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐(モノクロ) | 作成日時：2018年12月19日 18時
