君の彼氏になれました (ページ19)

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一緒に住まない？ページ19

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ご飯も食べ終わり、お店を出た後翔太が思いついたように言葉を発した。

「あ、そういえば！俺ら一緒に住まない？」

『今言うの？それ』

「それより大事な話のおかげでそんなことすっかり頭から抜けてた。婚約までしたんだし同棲してもいいよね？」

『翔太って意外とそういう順序とか気にするタイプなの？』

「俺なりに真剣だから、大事にしたいなぁと思って。ちゃんと婚約しとかないと誰かに取られても嫌だから」

『心配しなくても誰にも取られんわ。笑』

歩きながらタクシーを拾って乗り込む。

『でもさ、今も同棲みたいなもんじゃん』

週の大半はどっちかの家にいるから、半同棲である事は間違いない。

「同じ家に住むのはまた違うの！ふたりで新しい家探さない？？どっちかの家に住むとかじゃなくて」

『うん、それもアリだね！』

今度の翔太の休みにふたりで新居を見に行くことになった。

「A、譲れないこだわりとかあんの？」

『んー。カウンターキッチンがいいのと、ユニットバスじゃなければ後はそんなに』

「じゃあ割とすぐ見つかりそうだな」

『家決まってからのお互いの退去が1番大変だよ』

「そうだよなあ...あ！あいつら改めてAに会いたいっつってたし手伝わせるわ」

どうやら、SnowManの人たちをこき使うらしい←

マンションについて、今日は珍しくお互い自分の家に帰る。

「じゃ、なんかいい家探しといて！」

『おっけー！今日はありがとう。おやすみ！』

そう言ってエレベーターを降りていく翔太の背中を見届けて、あたしも自分の家へ帰る。

婚約初夜(そんな言い方するのか知らないけど)にあっさりとそれぞれの家へ帰るのもあたし等らしくていいと思う。笑

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