君の彼氏になれました (ページ15)

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可愛い部屋着ページ15

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『翔太ってこんな部屋着が好きなんだね』

「冬でもショーパン！これは譲れない」

2人でそれスノを見てて、その話題になる。

『だから翔太毎回あたしに服貸してくるんだ』

「改めてそれ言われると恥ずいからやめて」

Aが俺ん家に泊まる時は、俺のダボッとしたトレーナーを毎回貸す。

これ着て！って最初からこだわり続けたから今となってはAも俺ん家にショーパンとモコモコ靴下だけ買って置いてる。

『あたし自分のダボッとしたパーカー着ていっちゃだめなの？』

「ちがう！だめ！じゃないけど、俺のを貸してちょっとサイズが大きいって言うのが大事なの！」

『ふーん。こだわりがあるんだね』

ちなみに今はAん家だからちゃんとしたAがいつも着てる部屋着だけど、これまた可愛い。

今は冬だからモコモコの上下のセットアップ。大体白かピンクを着回してる。

何が可愛いってちゃんとショーパンな所と、阿部ちゃんじゃないけどフードに耳がついてるところ(あざとい警察出動案件だよ)

『へぇ、こんなのも好きなんだね。全然違うじゃん』

何だか少し機嫌の悪そうな声にびっくりして視線をテレビに向けると

「あぁ。これはテレビだから言っただけだよ」

みちょぱの部屋着を俺が褒めるシーンだった。

てかさ、ずっと思ってたけどここで俺に振ってくるメンバー悪意しか無くね！？

『あたしも買おっかな、こーゆうの』

「今は寒いからやめとけって。A寒がりなんだし」

『じゃあ夏に買う』

「俺の我慢が大変だからやめて欲しい」

『我慢しなくてもいいんだよ...？』

少し上目遣いで俺を見つめるA

「お前、言葉の意味わかってる？」

本当は毎日でも求めたいけど体目当てだと思われたくなくて、めちゃくちゃ我慢してる。

「そんなこと言われたら俺止まんないんだけど」

『...いーよ？』

「お前まじで襲うぞ」

ソファにAを押し倒して、馬乗りになる

『美味しく食べてね？』

「...もう我慢できねぇ」

ちゅっ

『んっ、翔太っ、ぁっ』

「ほんと可愛い」

激しいキスをすると段々漏れ出すAの吐息に、俺のテンションも上がっていく。

『翔太ぁ、もっと...』

こんな男に火を付ける誘い文句はどこで覚えたんだろう。頭の片隅ではそんな事を思いながらも体は正直で、俺ももう限界だ。

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