これから4人で飲まない? ページ9
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『どこ行こっか〜』
たまにはホストでも行ってみる?
なんて話をしながら歩いてたら
「え、A??」
『っあ、翔太!!と、目黒くん?』
まさかの2人と鉢合わせた。
渡「今終わったの?遅くまでお疲れ様」
『ちがうよ、翔太達お見送りした後すぐに終わってマリアと行きつけのBARで飲んでた』
渡辺「そうなんだ。他の奴ら帰ったり潰れた奴の介抱したりで結局残ったの俺ら2人だけだから、俺らもたまに行くBAR顔出してきたところなんだよね」
『なるほど、今から何するの?』
別にこれから一緒に飲もうとかそんな気は一切ないけど、ただ気になって聞いてみた。
目「ねぇ、2人が良かったらなんだけどこれから4人で飲まない?」
マ「え、行こうよ〜!絶対楽しいじゃん!!」
は!?なんて思ったけど、マリアからの目配せで勘づいた。はいはい、了解ですよ。
渡「Aは大丈夫なの?」
『大丈夫だよ!マリアも乗り気みたいだし行こっか!!』
目「よっしゃ!俺らが今から行こうとしてたBARでいい?もう他のお客さん帰らして貸切にしてくれてるみたいだから2人とも気にせずに飲めるよ!」
マ「ほんと?それは有難い!行こ〜!」
そういって蓮くんの腕に自分の手を絡めて先を歩いていくマリア。さすがに外ではまずくない、、、?
渡「ちょっと心配だけど、目黒も若干酔ってるから多分行っても聞かないし大丈夫だよ」
『ならいっか。あたしらも手繋いじゃう?』
渡「あ、俺から言おうと思ってたのに!!」
『いえーい!あたしの勝ち!!』
マ「っっっ、ねぇ!あたしら先いくからA達ちょっとそこで止まってて!」
いこ、蓮くん!!
今まで普通に歩いてたのに、いきなり目黒くんの腕を引っ張って小走りであたし達を置いていこうとするマリア。
『は?え?』
訳わかんなすぎて翔太の手をほどいてあたしも小走りでマリアを追いかけた瞬間、
『、、、っっっなるほどね』
あたしらの歩いてる道に交差する右側の道を、女の人と腕を組んであたしらとは反対方向へ歩く涼介が居た。
マ「あーあ。見ちゃった、」
ほら、仕事なんて嘘じゃん。
仕事だとしたら、なんの仕事なの?
だめだ、なきそう
涼介は振り返らない限りあたし達には気づかない。
渡「どうした?なんかあった?」
『ううん!なんでもない!いこ!(にこ)』
あたしって本当に作り笑顔上手くなったな。
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作者名:rxr18 | 作成日時:2021年1月10日 11時