君の彼氏になりたい (ページ8)

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辛くても一緒に居たいんだもんページ8

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『ありがと～、気をつけてね！！』

そういってSnowMan御一行をお見送りして、本日の業務終了。というより終わらせた。

マ「さ、行きますかっ！！」

『そうだね、行こ！！！』

颯爽と着替えを済ましてマリアと行きつけの個室のBARへ。ここからどこか行く流れなんだけど、とりあえず2人で話したいことがある時はまずここ。

『「かんぱ～い！！！」』

あたしはジントニック、マリアはカシスオレンジで乾杯する。

マ「ねぇ、今日VIP山田くん来てなかった？」

『やっぱり気づいてた？』

マ「当たり前じゃん、ジャニーズ来た時は大概女の子が色めき立つけど山田くんに関してはそれが桁違いだからねぇ、、、」

『ずるいよね、あたしがちょっとでも離れようとしてたら会いに来るの。あたしが何も言ってなくても』

マ「モテる男は違うねえ、、、実はちゃんと愛されてたりするんじゃないの？」

『ははっ、そんなわけないじゃん。今日だって帰る時なんて言ってたか知ってる？この後仕事だから、って。キャバで酒飲んだ後に出来る仕事ってなんだよって感じでしょ(笑)』

マ「それは８割黒で間違いないですね、、、」

『いや、もはや10割といっても過言ではないでしょう』

そんな話をしながらいつもよりハイペースでお酒が進む。

『まあ、いいんだよ！いくら話したってあたしは涼介から離れられないし、辛くても一緒に居たいんだもん』

マ「健気だねぇ、こんな可愛い彼女なら絶対大事にするし確実に毎日家帰るけどなあ」

『そんな彼氏と出会いたいよ(笑)』

マ「Aなら正味余裕だから。あんたのこと好きな芸能人何人いると思ってんの(笑)」

『それ言うならマリアもでしょ。それこそさっきの子はどんな感じなの？SnowManの！！』

マ「あ～、蓮くん？あの中だったら1番タイプだし普通にあり！！」

『でしょうね、あんた接客しながら目ギラついてたもん』

マリア「だって、イケメンは正義じゃん？」

マリアは恋愛関係は結構雑だし貞操観念も低いけどこーゆうサバサバした所が好きだし、友達としては最高だから何とも思わない。

『それは間違いない(笑)でもあたしの中で涼介よりイケメンなんて存在しないから』

マリア「そりゃ、山田くんは国宝級だからね、、、そんなのと付き合えてるあんだか凄いんだよ」

『どーせ遊びだよ。さ、そろそろ次行こ！！』

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