君の彼氏になりたい (ページ47)

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しょっぴー彼女できたん？ページ47

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深「ねぇ、何なのあいつ」

岩「さぁ？気持ち悪いな」

佐「姫となんかあったんじゃない？」

舘「佐久間が姫っていうとオタク臭が拭いきれないね」

どうも、宮舘です。

午前のレッスンを終えて一目散に出ていった翔太が戻ってきたんだけど、見るからに表情筋が緩みまくってる。

最後のカットを撮り終えた翔太が鼻歌を歌いながら戻ってくる。

舘「ご機嫌だね、翔太」

渡「ふふーん。わかる？？」

舘「もはや気づいて欲しいんでしょ？」

渡「あははっ、ばれた？」

そういいながらも翔太の表情筋は全く役目を果たしてない。

渡「Aと付き合えることになった！」

舘「ほんとに？やっとだね。おめでとう」

深「え、まじ！？やるじゃんなべ！！」

岩「おめでとう！」

向「なに？しょっぴー彼女できたん？ずっと応援してたから嬉しいけどなんか寂しいわ...」

目「Aちゃん可愛いもんね、羨ましい」

ラ「しょっぴーいいなあ！Aさんに会いたい！」

阿「翔太おめでとう！俺も嬉しいよ！」

佐「姫...ゆりにゃん(架空のアニメキャラ)に似てて実は俺の推しだったのに...」

聞き耳を立てていたメンバーが、どこからともなくわらわらと集まってきた。

渡「おい！佐久間と目黒に関しては聞き捨てならねーぞ！！Aのこと変な目で見てんじゃねぇよ！」

目「ラウは？いいの？」

渡「あいつのは純粋な気持ちだろ。お前らのはなんか下心が見える」

深「ぷはっ、言われてやんの」

目「なんかふっかに笑われるのは腹立つ」

佐「同じくでやんす」

深「っなんで！？」

皆がそんな話で盛り上がってるから翔太と少し離れた場所で2人で座る。

舘「でも、ホント良かったね」

渡「涼太のおかげだよ。まじありがと」

舘「いや、俺は何もしてないよ。翔太が頑張ったからだよ。山田の件は落ち着いた？」

実は翔太から山田の相談も聞いていた。

渡「うん、ちゃんと別れたらしい。そこに付け込んだって言われるとそれまでだけどそれでもいいんだ」

舘「Aちゃんはそんな適当な事する子じゃないの、見ててわかるよ。」

これだけの付き合いになると今まで翔太の彼女を何人も見てきた。でも、翔太は今までのどの彼女に対しても本気ではなかったと思う。告白されたから付き合うとかそんな感じだった。

だからこんなに真剣な翔太を見るのは俺も嬉しい。

Aちゃん、これから翔太をよろしくね。

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