SOLEIL from EXILE TRIBE - 2- (ページ8)

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Dream ページ8

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一世一代の緊張を抱えて、挑戦の意志を伝えに行くと、ヒロさんはあっさりと

ヒロ「イユなら、そう言ってくれると信じていたよ」

実はもう決めてるんだ

なんて子供っぽい笑みを浮かべて、デビューの日のように、私の前にホチキスで留められた資料を置いた。

社名のロゴがかかれたページを1枚めくると、そこに書かれていたのは、わたしのボーカルデビューの日付とこれからの日程

ヒロ「イユ。俺達は、君をこの世界に誘い
男しかいなかったEXILETRIBEに引き込んだと思えば、史上初のパフォーマー生まれのボーカルを、
ここに誕生させようとしてる。

きっと、良い反響も悪い反響も、両方がイユにのしかかると思うんだ。

それでも、君はひとりじゃない。
ありきたりの言葉になってしまうが、君には俺たちみんながついている。」

ヒロ「君は、人を惹き付け魅了する力がある。
胸を張っていこう」

社長であり、あのEXILEの先頭を走っていたヒロさんにここまで激励されてしまっては、

わたしは胸を張らないわけにはいかない。

『チャンスを与えてくれてありがとうございます』

わたしはできることを全力でやりきります。
パフォーマーにも、ボーカルにも、
会社の方々にも、ファンの方にも、世間にも

認められる

歌い踊れるアーティストになる

誰も

見たことがない世界をみるために。

……