SOLEIL from EXILE TRIBE

てれびじょん ページ27

……




「イユーー！」


『はぁい』




ゴロゴロと転がりながらストレッチをしていると、マネージャーの風見さんが走ってきた

同い年のマネージャーさん
かざみんと呼ばせて貰ってます。




風「イユ！テレビ出演がいっぱいだよ〜！」


『え、テレビ…！？』





そうだよ！イユがテレビ！
女の子のようにはしゃぐかざみん可愛い
今日もマルメガネ似合ってるね


かざみんの話だと
EXILETRIBE史上初女性、しかもソロパフォーマー、ということで盛り上がりがすごいらしい。

雑誌の取材は初デビューの日から白目向きたくなるくらい受けさせてもらった。

でもテレビは初めて。





風「イユのテレビデビューを飾る番組は、…」


『 …？ 』




ニマニマしながら焦らしてくるから
なによ〜っと詰め寄ると

ﾊﾞﾝｯ

と音を立ててトレーニングルームの扉が空いて、カメラを持った人がゾロゾロ入ってきた




『え？！っちょ、』


風「突撃〜EXILEカジノでーす！」


『 ！？ 』




なんて光栄なんだろう

ずっと見ていた、本当に大好きな番組にでられるなんて。

私の回は誰が掛けてくれてるんだろう
裕太さんいないかな、、

なんて下心を覗かせる



※他＝撮影スタッフ





他「まずはソレイユさん、デビューおめでとうございます！」


『 ありがとうございます…っ』


他「ぜひ、画面の向こうの皆さんにコメントを！」




ニコニコするカメラさんに、ぐっと近づかれ一瞬たじろぐ。

な、なにを話せば、、


助けを求めるようにかざみんをみると
ニコニコしながらぐっと親指を立てている





『 えっと、、SOLEIL from EXILETRIBEです。
まだまだ未熟で先輩方の足元にも及びませんが、精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします！！』


他「はいっコメントありがとうございます！
それでは今回の企画、説明しますね」


『よろしくお願いしますっ』





とりあえずこちらに、そう案内されたのは

私一人のためにしては広いダンススタジオ。
そこに、ポツンと何かが立っている






他「ソレイユ改めイユさんは、昔あるスポーツをやっていたとお聞きしましたが、、？」


『ふっ、バレーボール、ですか？笑』


他「そうです！ので！今回はそのボールコントロールを使って、こちらの企画、お願いします！！」






『ほぅ……笑』





そう言って渡されたのは、
想像と違いすぎるもの。






……

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