SOLEIL from EXILE TRIBE

自慢の人 ページ21

……




「「かんぱーい！」」




グラスがぶつかる音が響く

本日2回目の乾杯は、EXILEと三代目、GENE、そしてわたし。



こんな人数が入れるお店を貸切にしちゃうんだからまたすごい。

流れで手元にはビールが到着した
でもわたしはお酒があんまり強くないし、それにビールはあまり飲めない。


いい加減飲めるようになりたいんだけど、ビール苦いんだもん…

一口でもう充分ってくらい。


白と黄色の境目をジッと眺める
泡消えろ…蒸発しろ…

ぐぬぬと唸る私の隣に、ケラケラと笑うおみが腰掛けた





登「ビール飲めないでしょ笑」


『 …だって、そーゆー流れだったし 』




ほら、貸して。
そういい私の手からグラスを取り、一気に飲み干してしまった。

臣はお酒に強いけど
飲ませてしまったのはちょっと申し訳ない




『 ごめんね 』


登「 なんで謝んの。笑」


『…うん。ありがとう』


登「ん。……みんな普通に飲ませてくるけど、絶対アレだけは飲むなよ」




なんかあったら声掛けて

そう言って輪の中に戻って行った。
優しすぎるなぁ。





「なにニヤケてんの笑」


『 に、ニヤケてた？』




もうすっごく。笑

笑いながら私の隣に腰掛けたのは亜嵐くん。
タメ口で話すことに慣れるくらいたくさんの話をした。





亜「まさかイユが臣さんの彼女だったなんてびっくり」




臣さんも黙ってるなんてズリぃな〜

彼女がいることはみんな知っていて、メディアでもそれは公開されていた。
けどそれが私だったことを知っていた人は、ほんのひと握り。




『 ……勿体ないくらいの人だよ、臣は 』



敬浩さんとお酒を飲みかわす臣をみた
兄弟役をやった頃から今まで以上に慕っているのは知っていた

それを見つめる私をみて、





亜「そう？すごいお似合いだよ。羨ましい」


『 ほんと？嬉しいなぁ 』





グラスに入ったお酒を気持ちよく飲み干して笑った
あの笑顔がすごく好き

本当に、整った顔だなぁ。綺麗





亜「イユは？なにか飲みたい？」


『 ん〜どうしよ 』




見せられたメニューはちょっと種類が多くて、どれを選ぼうか悩むところ。

カクテルって言うだけでもこんなに多いんだ、、





『 ひじかた、ぶらっく？にしようかな 』


亜「なにそれ！笑」


『 私も初めて見た。笑 』




和風の居酒屋って言うこともあってか、面白い名前のお酒がすごく多い

関ヶ原なう、五稜郭メロン、、


どんなお酒なんだろう…





……

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