SOLEIL from EXILE TRIBE

氷風呂の恐怖 ページ18

……



ジェネさんへの挨拶を終えて
今だわちゃわちゃしてる楽屋へ

ドアを開けた途端





「「あーーーい！」」


『 ちょっ、えｯまっ！？ 』




ぐわんっと視界が一気に高くなり
担がれたまま運ばれてるのか恐ろしく上下する

高所があまり得意じゃなくて、誰かわからないけど必死に腕にすがりついた

しぬ！！落ちたらしぬ！！！





篤「 がんばれイユ〜」


『 あ、つしさん助けてぇぇ 』





楽しそうに笑ってる篤志さんとアキラさん
笑ってないで助けてください





啓「泣かせんなよー」


ネ「いやもうあれは半泣きっすよ」




いい？いい？とよく分からない念を押され、
怖さから目を瞑る





「「せーのっ！」」


『 っひぃっ 』


「「っあーーい！！」」


『 ？！っつめった！！ 』




なんてことすんだ

せーの！なんて声がけで私は軽く、本当に軽くだけどあろうことか氷風呂の中に投げ込まれた

配慮か知らないけど顔は浸からないものの、首からしたはびっしょり





『 さむぃぃいいぃ 』




突然のことすぎてここから出る脳がなく
自分の体を擦りながら叫ぶだけ


投げ込んだ犯人はだれだ！！！



キッとそちらをみると、





『 っ敬浩さん、ケンチさん嫌い！！！ 』




自分たちも浸かりながら大爆笑してるふたり。
いい歳して子供か！！！

イラッとして水をばちゃっと飛ばした





「「っつめたっ」」


『 ふんっだ。、、、っ…、くしゅｯ 』




寒すぎるこれダメなやつだ
肩を摩りながら足先をみつめる。

そのためのお風呂だけどさきっちょの感覚なくなってきた、、






すると




『 わっ、 』




バサッと頭にジャージをかけられる


　


登「これ、着な」





寒いでしょ

乗せられた服をみると、よく臣が着ていたスウェットだった





『 、ありがとう。洗って返すね 』


登「ん。いーよ。」






女の子になにやってんすか

え！なに臣仲良くない？！
ずるいよ！！


敬浩さんとケンチさんにもスウェットをかけてるあたり、気も遣えて優しいなんて…と改めて感動する


ステージですれ違ったけど、
なんか 私の彼氏、本当にかっこいいよね…？


ライブ衣装とセットされた髪も似合ってるし、
私があげたピアスを付けてくれてるなぁ



こんなステキな人が彼氏なんて
わたし 大丈夫…？





登「A…？」





時々、素敵すぎる臣をみると、
自信を失くしそうになる

……

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