体術のオンパレード、銃弾の雨は長続きしなかった ページ4
「柳瀬!動きが雑だ、隙が多い!!」
「それ人投げながら云う台詞ですかぁ!?」
探偵社の社内にマフィアの投げ飛ばされる音が響いた。
開いた口が塞がらないマフィア達だったが、次々と倒されている。・・・・・・そう、この探偵社は基本的に襲撃が多い。
特殊部隊並みの戦闘力をもつ黒蜥蜴を前にしても、まだまだ『いつも通り』の範疇なのだ。名探偵は欠伸をかみころし、女医は鉈を持ち出す。純朴そうな少年がコピー機をマフィアに投げつけた所で、Aはため息をついた。
「はぁー・・・骨なしですか?銃弾って痛いから中りたくないんですけど。」
勤続六か月のAも早々に常識が崩壊し、黒服ぐらいなら余裕で倒せるようになった。基本的に任務の時の傷より鍛錬中に投げ飛ばされてできた傷の方が多いから恐ろしい話だ。
「Aさーん!後ろ失礼しまーす!」
「おわっ!賢治君その机重いよ!」
「大丈夫です!」
そこで、黒い髪の青年(?)の攻撃をいなしていた国木田の一声。
「やめろ賢治!経費で落ちなくなる!」
しかし最早時遅し、机が黒服数名を吹き飛ばし、窓ガラスにひび割れを入れた。
場面はうつって、Aは二丁拳銃の使い手の青年と対峙していた。
「いやー、けん銃こわーい」
「棒読み止めろや!」
宇宙顔をしているAに青年が発砲するが、アンパンに受け止められた。
「はぁ!?アンパンってなんだよ!アンパンって!!」
「私のアンパンの強度は、世界一ィィィィィィィ!!!」
動揺している青年と一気に距離を詰め、手のひらで顎を砕く。机に倒れる青年。
そこでとんでもないことに気づいた。
「あ、パソコンがお釈迦になってしまった。報告書どうしよう。」
始終、宇宙顔のままのAだった。
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メイデーア - 初コメ失礼します!この作品めっちゃおもろいですね。ちな、私は夢主ちゃん大好きなんで如月さんは嫌いサイドです。すんません。中也さんに何故如月さんを好きになったのかとか聞いてみたいです★ (4月6日 20時) (レス) @page34 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - うっす、タピオカパンです。この度なぜか作品ページに飛べなくなったので、別名義で再ログインしました。ご迷惑おかけして申し訳ありません (2020年8月6日 14時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - Yukiさん» コメントありがとうございます!見てくれるだけでも励みになりますので、お気になさらず!・・・でも登録してくれるとうれぴーです! (2020年6月28日 11時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 面白いです!ログイン出来ないのでお気に入り登録できないんです(´;ω;`)更新待ってます!応援してます! (2020年6月28日 1時) (レス) id: f9f48108ec (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - 鮎さん» ありがとうございます!たまに生存確認してやってください(-ω-)/ (2020年6月21日 15時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピオカパン | 作成日時:2019年9月20日 15時