出逢い━━━千と千尋の神隠し━━━ (ページ7)

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一日の終わりと始まりページ7

「Aはもうご飯食べたの？」

「私？さっき食べたよ」

「そう。よかった。」

ハクはニコッと笑った

その笑顔にAはドキッとしてしまった

「ご馳走さま」

「あ、あぁわ、私、片付けてくるねっっ」

━━━なんかドキドキする……

「ついでにお風呂入ったりするから、眠くなったら寝てていいよ」

「あぁ。ありがとう」

Aは部屋の照明を少し落として、薄暗くした

その後、食器を片付けたり、お風呂入ったりして、戻るともう12:00頃だった

部屋のドアを開けると、ハクはまだ起きていた

「まだ起きていたんだ」

「うん。なんかボーッとしてたよ」

「そう。」

「A、今日は何月何日？」

Aは時計を見た

「2/23だよ」

「そうか、ありがとう」

「私、明日は学校がないから、一日中一緒にいれるよ」

「そうか。わかった」

「さあ、もう寝ましょ！」

「そうだね。」

ハクはそう言い、目を閉じた

それを確認してから、Aは電気を消して、壁にもたれ掛かり毛布を株って目を閉じた

次の日、Aは眩しくて目が覚めた

見ると、もう日は昇っていた

━━━朝か……

前を見ると、ハクはまだ寝ていた

━━━まだ寝てる……何て綺麗な髪……男の子とは思えない……肌も綺麗だし……

Aがハクの様子を見ていると、

「ん………」

という声と共に、ハクの目が開いた

「ハク？起きた？」

「あ、あぁ。A……おはよう……」

「うん。おはよう。ご飯取ってくるね。」

Aはそう言うと、一階に降りて、パンとジャムと、牛乳などをお盆に乗せて、部屋に戻ってきた

お盆にのせたパンを見ると、ハクは

「A、それはなんだい？」

と聞いてきた

「え、パンだよ」

と答えると、

「パン……あぁ西洋の食べ物か……」

━━━西洋……？よくわかんないけどそうかな……

「食べたことない？」

「あぁ。基本、西洋の食べ物は食べないからね」

「そっか。」

Aはそう言うと、一枚パンを取り、イチゴのジャムを塗って

「はい。食べてみて。」

と言い、ハクにもっていった渡した

ハクは

「うん。ありがとう。」

と言い、一口かじってみた

「甘いね……」

「うん。ジャムぬってるから。」

Aはそう言いながら、もう一枚のパンにジャムを塗って、食べた

食べ終わると、Aはコップに牛乳を注ぎ、

「はい。牛乳。」

とハクに渡した