出逢い━━━千と千尋の神隠し━━━ (ページ17)

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初仕事ページ17

ツキと話ながら見回りをしていったが、特になにもなかった

終わった頃、ハクが来て、

「りん、来い。仕事だ。」

と言った。

「それじゃあじゃあね。ツキ」

そう言ってハクについていった

ハクは一つの小部屋に入った

扉をしめたらハクが

「ごめんねA。いろいろ仕事させて。」

と言った

━━━A………？どこかで聞いたような………

「ハク…様あの……Aって………」

「やっぱりか。Aはそなたの名さ。忘れてしまっていたんだよ。あと、今はハクでいいよ。」

「そうだ……私の名だ……。なんで忘れてたんだろう……。」

「湯婆婆は人の名を取るんだ。でも忘れてはいけないよ。」

「うん。ありがとうハク。」

「じゃあ、仕事を教えるね。」

そこから、ハクに仕事を教えてもらい、今日はそれを見ていた

その後、その小部屋にツキが来て、

「りんー見回りだよー」

と言った

「あっそうだっそれじゃあ失礼しますっハク様。」

そういい、小部屋を、出た

見回りも終え、従業員の部屋に戻るとハクに時間のことを聞くということを思い出した

━━━さっき聞けばよかった

Aはハクに教えてもらったように、湯婆婆の部屋から一つの下の階まで来た

━━━えっと、一番左の先だっていってたよね……

左の先の部屋の前まで来ると、ドアをノックした

すると、ドアが開いて、ハクの顔が覗いた

「あぁA、お入り。」

「あっうんっ」

男の子の部屋にあまり入ったことがはかったし、ハクの部屋ということもあってすごい緊張した

ハクの部屋はすごいシンプルだった

━━━すっごいドキドキするっ

「ええっと時間……だっけ？ちょっと待ってね」

ハクはそう言うと、紙とペンを、もって戻ってきた

そこに一つの円を書くと、

「この円が一日の時間だとすると、ここが真夜四つ。人間界で言う24:00。でここから九つ半、夜八つ、八つ半、暁七つ、七つ半、明け六つ、六つ半、朝五つ、五つ半、昼四つ、四つ半、真昼九つ、九つ半、昼八つ、八つ半、夕七つ、七つ半、暮六つ、六つ半、宵五つ、五つ半、夜四つ、四つ半となる。」

ハクはひとつひとつ丁寧に教えてくれた

「ここの24:00から順に1:00、2:00、3:00、……ってなっていくんだ。わかったかな？」

「うん！よくわかった！ありがとう！頑張って覚えるね！」