出逢い━━━千と千尋の神隠し━━━ (ページ15)

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ハクの仲間ページ15

「それよりりん、どうしたんだ。」

さっきの仕事中のモードに戻ったハクはAに聞いた

「あ、あの、今日はどうもありがとうございました。」

「なんだ。私は特になにもしていない。」

「あ、あと聞きたいことがあるのですが……」

「なんだ。」

「あの、この世界の時間を教えてほしいんです。あの……わかんなくて……」

「そうか。では仕事が終わったら私の部屋に来なさい。私の部屋は湯婆婆様の階から一つ下の階の一番左の先だ。」

「はい。」

すると、ハクと一緒にいた男の人のうちの一人が

「ねぇ、ハク。この子、新入り？」

と言った

「そうだ。」

「ふーん。俺はツキ。名前は？」

「あ、りんです。よろしくお願いしますツキさん。」

「あぁ俺のことはツキでいいよ。それと敬語はなしね。」

「あっはいっ。じゃなくてうん。」

「ねぇ、ハク。この子、見回りのときに借りていい？俺さ、いつも一人だからさ。」

━━━見回り？

「そうだな。いいだろう。湯婆婆様には私からいっておく」

「いえい。あざっす！りん、じゃあ今日から一緒に見回りね。見回りは夕五つ半と夜四つの二回。その時間になったら呼びにいくから。

「あっうん。」

そのとき、もう一人の男の人が

「りん、俺はレン。よろしくな。」

「あ、はいっ。」

のとき、ちチラッとハクの様子を見ると、なにか考え込んでいるようだった

すると、

「りん、ちょっと来なさい。レン、ツキ、先に行っててくれ。」

と言った

「あいよ。」

「はーい。早く来いよ。」

二人はそう言うと、歩いていった

すると、ハクもあるきだした

慌ててAもハクの後に着いていった

「あ、あのっハク…様。ど、どこに行くのですか？」

「湯婆婆様のところだ。」

━━━湯婆婆のところ………？

いろいろ考え込んでいるうちに湯婆婆のドアの前についていた

━━━本日3回目の湯婆婆の部屋だな

「湯婆婆様、ハクです。」

そして書斎に、入ると、

「りん、今日はよく来るね。」

という声がした

すると、そのときハクが

「湯婆婆様、お願いがあります。この者を帳簿によこしてくれませんか？この者は頭も切れます。うってつけだと思います。暮六つからでいいです。接客のときはそちらに行ってもらいます。どうでしょうか？」