好きにならなければ良かった。 ページ9
亜「別にいいけど？」
『はぁ！？よくないでしょ！』
静かな廊下で思いっきり叫ぶ。…授業中だったのを忘れてた。まぁ、いいか。←
亜「しっ！静かにしないと怒られるよ？」
『うん…//』
お姫様だっこされながら、口に指を押さえられるんだよ！？誰だって照れるよね！？
『あ…保健室行くの…？』
亜「そうだけど？」
『…嫌だ。行きたくない…。』
あ…気付いてしまってからでは、もう遅い。心の中で思ってた事が口に出てしまった。
亜「涼太と夏恋がいるから？」
『ち…違う…！そんなんじゃない…！』
亜「嘘つきだな、お前。」
『はぁ…！？』
亜「…涼太が夏恋をおんぶして保健室に行ってた時に、A…すっげぇ悲しそうな顔してたもん。」
嘘…。顔に出てたの？亜嵐くんに気付かれるとか最悪だ…！すごく問い詰められるもん。昔、そんなことあったし…。
『気のせい…じゃない？』
亜「A…涼太のこと好きだろ？」
『そっ…そんなわけない！』
亜「…もういいよ。嘘つかなくて。辛かっただろ…？俺の前では泣いていいから。」
『っ…』
どうして、亜嵐くんの言葉に感動させられるんだろう。泣くの我慢してたのに…泣いちゃうじゃんか。
亜「俺…Aのこと、ずっと好きだった。」
『え…？』
亜「幼稚園で出逢った時から、ずっと。」
『嘘…でしょ？』
私達は…ずっと両想いだったの…？私が告白していたら、私の初恋は叶っていた？
亜「嘘じゃない。本当。」
『私…さ、片寄が好きだから。ごめん…。』
亜「俺がもうちょっと前に告白してたら…okしてくれてた？」
『っ…う…ん。』
片寄と出逢わなければ、私はずっと亜嵐くんが好きだったのに。片寄と出逢わなければ良かった。好きにならなければ良かった。後悔が、私を締め付ける。
亜「…これからは友達として接してくれますか…？」
『…はいっ！』
亜「よかった…さ、保健室着いたよ。」
『っ…行きたくない。』
亜「大丈夫。手当てしたら、すぐに戻ろ？」
何でこんなに優しく接してくれるの？ちょっぴり悲しそうな笑顔を見ると、何だか悲しくなってきて。振らなければよかったの…？
『…うん。』
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
亜「『失礼します。』」
亜「先生〜あれ？いない。」
涼「先生…どっか行ってるみたいで。」
亜「俺が手当てしてあげる。椅子座って？」
『うん。』
夏「涼太〜痛いよぉ…」
涼「ちょっとぐらい我慢して？」
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ペロット(プロフ) - すごい好きです！更新がんばってください( 〃▽〃) (2017年4月1日 20時) (
レス) id: 5da238d020 (このIDを非表示/違反報告)
涼太*love - マリオさん» そうですか^^*応援してくれてありがとうございます！！ (2017年3月25日 9時) (レス) id: 33b56bd482 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 私も涼太くん大好きです！頑張ってください(o^^o) (2017年3月24日 22時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼太*love | 作成日時：2017年3月24日 18時
