歩けないんだったらおんぶされとけ。 ページ18
そして、片寄が走って4-1の教室の前に着いた。あれ?意外と速かったかも?気のせいかな?
涼「おんぶしたまま行くよ?」
『え!?ダ…ダメだってば!』
涼「歩けないんだったらおんぶされとけ。」
え…何、そのドSな片寄!不覚にも、キュンキュンしちゃったじゃん!命令っぽい所かっこいい!かっこいい所もあるなんて…罪な男だな。
涼「行くよ?」
『えっ!?ちょっ…』
ガラガラッ
「「「キャ〜〜!/え!/マジで!?」」」
涼「岩ちゃん先生!A、足がめっちゃ痛くて歩けなかったので、俺がおんぶして連れて来ました。」
『岩ちゃん先生〜どうしよ〜!?』
岩「急に倒れるのが悪いんだぞ!?先生、結構心配したんだからな!」
え…そうなの!?何か嬉しい。ありがと!!そして、心配かけてごめんなさい。
『ごめんなさい…ボーっとしてて。次からは気を付けます!』
岩「Aらしくないな。何か悩み事でもあるのか?あるんだったら、いつでも相談してきていいぞ?」
『ありがとうございます!だけど、悩み事とかはないので!また悩み事があったら相談しますね!』
いつもはタメ口だけど、今は感謝の気持ちを伝えたいから、敬語。まだ少ししかたってないけど、ありがとうございます!と。
岩「そうか。無理すんなよ?」
『はい!ありがとうございます!』
岩「あと…片寄、Aの傍にいてくれてありがとな。助かったよ。」
涼「先生に言われなくても傍にいたんで。」
キュンッ_
めっちゃかっこいいじゃん!もっと惚れちゃうじゃん!本当に、罪な男!!
岩「そうか。A、足は大丈夫か?」
『大丈夫じゃないから片寄さんに連れてきてもらったんです!』
涼「一応、手当てはしました。多分、3…4日ぐらい経ったら大丈夫だと思います。」
岩「そうか。次からは絶対に気を付けるように!分かったか?」
『はい!』
怒られてるけど、悲しくならない。だって、岩ちゃん先生だもん!…他の先生だったら悲しくなるかな。←
岩「じゃ、席に着いて理科の用意しとけ。」
涼「『はい!』」
席に着いて理科の準備をして一息ついた頃、晴美と伶菜がやって来た。
晴「A〜やるじゃん!もうできちゃった感じ?」
伶「前からくっ付くって思ってたんだよね〜私!おめでと〜♪」
『いや、ちょっと待って!?付き合ってないよ!?』
何という誤解を招いたのだ…!付き合うとか小学生でしたらいけないでしょ!?せめて中学生からだよ!
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ペロット(プロフ) - すごい好きです!更新がんばってください( 〃▽〃) (2017年4月1日 20時) (レス) id: 5da238d020 (このIDを非表示/違反報告)
涼太*love - マリオさん» そうですか^^*応援してくれてありがとうございます!! (2017年3月25日 9時) (レス) id: 33b56bd482 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 私も涼太くん大好きです!頑張ってください(o^^o) (2017年3月24日 22時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼太*love | 作成日時:2017年3月24日 18時