小恋。~小さな恋の物語~

え、何それ！酷い！ ページ15

『な…何で笑うの！』


涼「それほど岩ちゃん先生が好きなんだなって思って。」


いやいや、好きじゃないからね！？でも…恋愛感情はないけど、先生として見ると結構好きかも！


『先生として見ると結構好きだよ？でも、恋愛感情の方じゃないからね？』


涼「そんなの分かりきってるwだって俺、Aの好きな人知ってるし！」


『…はぁ！？』


涼「玲於だろ？」


『…！？違うわ、アホ！』


確かに、玲於くんは好きだけど…恋愛とかそういう目では見てないかな。裕ちゃんも！


涼「じゃあ中務？」


『違うし！てか、全然知らないじゃん！』


涼「あれ〜？自信あったのにな…。」


『はいはい、元気出して？』


涼「またいつか教えてって言ったけど、気になりすぎてヤバイw」


…それってどういう意味！？私の好きな人が気になるんでしょ…？ってことは、私のことが好きとか！？


『また10年後に教えてあげる！w』


涼「え〜そんなの待てない！」


『もう2人共結婚してたりして！？』


涼「ないわ〜w」


『え、何それ！酷い！』


片寄よりも早く結婚してやる！！って、片寄ともしも結婚したら同時じゃん！意味ないじゃん！


ま、片寄なんかと結婚したくないし？もっといい人見つけてその人と結婚するし？(ただの意地っ張り)


『何歳ぐらいに結婚したい〜？』


涼「俺は25歳ぐらいかな〜」


『私は23歳ぐらい！！』


涼「何でそんなに中途半端なのw」


『いいじゃん！気まぐれだよ！』


涼「何だそれw」


別にいいじゃん！結婚する年齢なんて人それぞれだよ！？中には結婚しないって人もいるだろうし！


『別に何でもいいでしょ〜？片寄には関係ない！』


涼「あ、そうだ。何で亜嵐とかはくん付けなの？ちゃん付けもあるけどw」


『いきなり話変わるから、ビックリしたじゃん！慰謝料でも払ってくれんかな〜！』


もしかして、片寄。涼太くん！涼ちゃん！って呼んでほしいんじゃね？今度気が向いたら呼んでみようかな。←


涼「嫌だね。で、質問に答えてくれない？」


『亜嵐くんとかは、幼稚園で親しかったからかな！よく一緒に遊んでたし！』


涼「…。」


『あ、私のお母さん、裕ちゃんのこと裕ちゃんって呼んだり、亜嵐くんと玲於くんとかもくん付けで呼んでるから…その影響もあるのかも。』


涼「…なら、何でさん付けで呼んでる人が多いの？」


『あんまり関わってない人とか関わりたくない人とかは、さん付けかな。』

また私が泣かせちゃった。→←またいつか教えてくれる…？

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