情けなくないよ。 ページ13
『移動時間と着替える時間を計算したら…間に合わない！』
ヤバイじゃん！算数の先生結構怖いし！ま、そんなに怖くもないんだけど。誰だって？うるさい山下先生だよ♪
亜「走ろう！途中で怒られても無視しよ！」
『よしっ！行くよ！』
片寄…走るの遅くない？私から見たら遅いんだけど、皆と比べたら速い方だと思う。あ、片寄がね。私はすごく速いから！←
足速い順！亜嵐くん1番、私2番、夏恋3番、片寄4番…かな。やっぱり、亜嵐くんには負けるわ…。ま、男子と女子で比べたら男子の方が絶対上だし？気にしないでおこっ！←
『っ…！？』
亜「え、大丈夫！？…足痛いんだったな。」
『亜…亜嵐くん、先に行っていいよ！私、多分行けないから。』
亜「え、でも痛いんじゃねぇの？」
まぁ、痛いから倒れたんだよね。痛くなかったら倒れないよね？それぐらい考えろ！！
夏「え、A…大丈夫っ！？」
『大丈夫だから…2人共、先に行って？』
亜「分かった！先生には保健室で休んでるって言うから！」
『ありがと！バイバイ！』
2人が走って行った。それを見て、私も立てろうとする。だが、痛すぎて立てない。助けを呼ぼうと思っても、誰1人廊下にいない。どっか行ったのかな？
ここから4-1の教室まで、何mぐらいあるんだろ。多分、100mぐらいはありそうな気がする。あ、立てらないと。
『っ…いた…！』
何とか壁を使って立ち上がる。だけどすぐに崩れ落ちる。誰か…来て！！
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ×2
『うっ…』
チャイムの音がむなしく感じる。何故かは分かんないけど、涙が出てきた。何で、足痛いのに走ったんだろ…。自分がすごくバカに思えて仕方ない。
涼「はぁ…って、A！？どうしたの！？」
『片…寄？ひっ…う…』
涼「どうしたの！？何があったの！？」
『うっ…足痛いのに…走っちゃってっ…それでもっと…ひっ…痛くなった…。』
涼「っ…お願いだから…自分をもっと大切にして…？」
…何で片寄が泣くの。痛いのは私なのに。でも、片寄の泣き顔を見ると、胸が痛くなる。泣きやんでほしい。それ以上、君の涙を見たくないの。
『わかったから…泣かないで？』
涼「うっ…ごめん、情けないよね…っ…。」
『ううん、情けなくないよ。だって片寄、私のこと心配してくれてるじゃん。だから…泣いてるんだよね？』
涼「…保健室、行こ？」
『うん、ありがと！！』
やっぱり…君が大好きだ。
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ペロット(プロフ) - すごい好きです！更新がんばってください( 〃▽〃) (2017年4月1日 20時) (
レス) id: 5da238d020 (このIDを非表示/違反報告)
涼太*love - マリオさん» そうですか^^*応援してくれてありがとうございます！！ (2017年3月25日 9時) (レス) id: 33b56bd482 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 私も涼太くん大好きです！頑張ってください(o^^o) (2017年3月24日 22時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼太*love | 作成日時：2017年3月24日 18時
