お酒 ページ6
「フーンフフーンフーンフーフフン」
鼻歌を歌いながら、とある関西の居酒屋へ足を運んだ。
……あ、因みに俺は関東育ちだけど本職の仕事の都合上、ここ、関西で暮らしている。
これはロボロ以外には明かしていなかったこと。
最近、我々ださんの方々に「俺関西に住んでるんすよ」と言ったら『飲みに行きません？』と言われたため、現在指定された居酒屋へ向かっている。
ロボロに「我々ださんに飲みに誘われた」と言ったら、「じゃあ一応バラバラで行こか」と言われた。
確かに、俺達は誰にも同棲していることを言ってないし、バレないようにしなくては……。
そのため、ロボロは先に家を出たためとっくに居酒屋に着いているであろう。
そして、指定された看板を遠目に発見した。
あれか、居酒屋は。
その看板の前にはロボロも含めて数人が立っていた。
俺はさっきよりも足を少し速めた。
「こんにちは、レイです。」
tn「……え、レイさんっ！？」
rbr「うわぁ、好青年……」
zm「身長高いな……バスケ部はほんまやったんか」
先に着いていたトントンさん、ロボロ、ゾムさんが口々に俺の容姿に驚く。
ロボロは多分演技だろうけど。
「はい、レイですよ。バスケ部公表したの最近ですけど、配信見てくれたんですね！」
俺、ゾムさんに配信見てもらった……！！
心の中でガッツポーズを取りながら、ゾムさんの右手を両手で包んだ。
急に手を掴まれてからか、少し驚いている。
zm「え、あ、見てたで。」
「おおッ！！嬉しいです！ありがとうございます！！」
両手をブンブンしてると、ロボロが俺の背中を叩いてきた。
「いだッ！！」
rbr「……にしても、背高いの羨ましいんやけど」
tn「いやそれな。180くらい？」
「あー、高校のときあったか無かったかぐらい？」
……ロボロ、なんで背中叩いてきたの？
ちょっと痛いすけど。
「今日はあと何人来るんスカ？」
zm「えーと、シッマとチーノと大先生やな。」
tn「シッマは今チーノん家行って起こしに行ってるで。」
……まじか。
「電話しなかったんすか？」
rbr「あいつ、俺の電話3回無視したで」
真顔でロボロが呟く。
いや、ほんとにチーノさんって寝坊するんだ……。
ロボロからよく話を聞いていたけど、実際に寝坊されるのは初めてだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんこお - 夜月さん» 読んで頂きありがとうございます！説明文にも書いてある通り、受けと攻めは固定していません。これからも読んで頂けると幸いです！ (2021年6月2日 20時) (
レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 質問です！ゆめとろ/ぼ:ろ何方が右ですか？ (2021年6月2日 19時) (レス) id: 1708361fbd (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - ふゆ@きなこもちさん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年5月10日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ@きなこもち - 見る前:あ、更新されてる！！！ 見た後:ｱｯ(昇天) ホントに神...！！ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 9e5c4e0781 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ@きなこもち - あんこおさん» コメ返...嬉しい！！応援します！！ (2021年5月9日 12時) (レス) id: 9e5c4e0781 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キーナコチモ | 作成日時：2021年5月3日 15時
