お付き合いを前提に結婚してください！！！

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Aが帰っている頃＿＿


「あれ？緑妹ちゃん帰っちゃったの？」

「ｳﾝ。ｿﾉ呼ﾋﾞ方ﾔﾒﾃ。」

「怒るなよみどりぃ、Aちゃんでいいー？」


一向に話を聞くつもりのない色矢緑…緑色に対し、らっだぁがウザ絡みする。それを見たレウクラウドが止めに入るのも、金豚きょーが悪ノリするのもいつもの流れだ。……ある一人を除いては。


「……何で俺あんなに冷たくしちゃったかなー？」

「え？わざととちゃうかったん？」

「うん。もっとこう、ゆっくり他の人に移したり諦めさせるのが無難だし、波風たたないと思ってたからさ。…反発精神かなんかかね」

「お？コンちゃんにもついに春？」


そういうのじゃない、と否定したところで紺民…コンタミには、収まる気も納得する気もしなかったので、ため息ひとつで終わらせておいた。横では無視か冷たいだのとうるさい友人の声がしたが、そのまま一人で思考することに決めたらしい。ただ、ぼーっと下のゲームの様子を眺めている。
あの時、一年生の教室はあっちだと言えばよかったのに、なぜ案内してしまったのだろう。なぜ、わざわざ呼び止めてしまった？自分を探しているかもしれないのに。……どちらも紳士な自分(・・・・・)ならば、『困っていたから』の一言で片付けられるだろう。

＿だが、未だコンタミの心にはわだかまりが残っていた。


ーーー

こんにちは、しょごす。です。
皆様高評価やお気に入り登録をしてくださり、誠にありがとうございます。めっちゃ嬉しいです今。星に色がついていてとてもびっくりしました。ランキングにも載っていて、大変驚きました。(ビビって二度見したなんて言えない。)
描き切れるか不安ではありますが、この後の展開や彼らの恋模様を引き続き見守り、または彼と甘い恋をしていただければ幸いでございます。解釈違いよ！！という方はすみません…もっと勉強いたします。
ともあれ、評価ありがとうございます、励みになります、という報告でした。

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