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鶴房 side
今まで付き合ってきた女は
｢汐恩ってかっこいいし、付き合ったら周りに自慢できそうじゃん？｣
そんなやつばっかりやった
もう女と関わるのはやめて、男子校に行こう
それでこの高校に入学したのに……
｢早瀬Aです！｣
なんかめっちゃ可愛い子が転校してきたんやけど……
担 ｢席はあそこの鶴房くんの隣ね！｣
早瀬さんは俺に｢よろしくね｣と声をかけて、
隣の席に座る
あかん… 近くで見たら余計に可愛い…
結局授業に集中できないまま、お昼休みになった
碧 ｢早瀬さん、一緒に食べへん？｣
A ｢えっ、いいの…！？｣
碧 ｢もちろん！｣
碧 ｢汐恩、翔也、祥生ー！！｣
碧海のおかげでお昼ご飯を一緒に食べることになり
裏庭へと向かった
碧 ｢Aちゃんお隣どーぞ！あ、スカート気いつけやー｣
A ｢ありがとー！｣
なんかもうええ雰囲気やん
碧海も狙っとるんかな
A ｢4人はお友達なの？｣
翔也 ｢そーだよ！中学が同じ！｣
祥生 ｢そういえば自己紹介まだやったな、俺は大平祥生！祥生って呼んで！｣
碧海 ｢俺は金城碧海！｣
汐恩 ｢鶴房汐恩。よろしくな｣
翔也 ｢木全翔也、高校1年生です！｣
汐恩 ｢それはみんな一緒やん笑｣
自己紹介をしながらお昼ご飯を食べてると
先輩らしき人達が俺たちの所へ来た
瑠 ｢あ、いたいた｣
景 ｢わー、随分と可愛い転校生が来たねー｣
拓 ｢景瑚くん！いきなりナンパみたいなことせんといてや笑｣
純 ｢ほんまな笑｣
正直今すぐにでも追い払いたかったんやけど
先輩やし、無理やな笑
碧 ｢要件はなんすか？？｣
瑠 ｢実はさー、俺たちダンス部なんだけど、かっこいい子連れてこいって部長たちに頼まれたんだよね｣
景 ｢君たち入学式の時から噂になってたでしょ？だからダンス部入らない？｣
4人でどうする？ってお互いの顔色を伺っていると
A ｢いいじゃん！ダンス部！かっこいい！｣
なんて
早瀬さんがニコニコしながら言うもんやから
そんなん、入るしかないやんな笑
汐 ｢まぁダンス興味あったんで… 入ります｣
碧 ｢俺も入ります｣
翔 ｢ダンスしてみたいー！｣
祥 ｢俺も入らせてください！｣
拓 ｢おっ、決まりやなー｣
純 ｢早速なんやけど、説明したいことがあるから今日の放課後来れる？｣
碧 ｢了解です｣
こうして俺たちはダンス部に所属することになった
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作者名：Mari | 作成日時：2021年9月1日 1時
