有名人 ページ5
なんだったのだろう……
一瞬のうちに、わたしは頭からずぶ濡れになり、さっきまで書いていた履歴書はビショビショの紙切れになっていた。
マスター「A……面接、間に合うのか？」
「はっ！そうだった！あ〜もう写真も無いし、これじゃ……無理ですね(-_-)」
履歴書用の写真は使い切っていたし、今から新しい履歴書と写真を用意する時間はない。
マスター「災難だったな……まぁ有名人もいろいろあるんだな」
「有名人？あの人、何かやってる人？」
マスター「知らないのか？今や若い子がみんな知ってるアイドルグループの一人だよ」
そう言いながら、さっきその人が書いた紙を見せてきた。
「……イ・ドンヘ？知らないな……というか、わたしの中で時代は止まってますからね(^^;)」
マスター「そうだろうな(苦笑)どうする？これ、連絡するのか？」
「いや、しませんよ！なんか有名な人のものなら叔父さんが処理してもらえませんか？そんなもの持って歩けないですし」
マスター「Aが良いならこっちで処分するけど……」
「すみませんが、お願いしますm(_ _)mじゃあわたしはそろそろ行きますね」
マスター「まだ濡れてるぞ？あっちでドライヤー使っていけば？」
「外は暑いですから、きっと歩いてる間に乾きますよ(^^)今日はきっと、面接に行くなってことなんですね……新しい仕事先を探しながら帰ります」
マスター「そうか……気をつけて帰れよ？何かあったら必ず連絡するようにな」
「ありがとうございます。それじゃ」
タオルは借りたまま、お店の外に出る。
なんで頭から水を浴びたのか、よくわからなかったけど、どうやら後ろのカップルの女性が男性に向けてかけた水をわたしが受けたようだ。
今更ながら、なんで避けてんのよ(怒)！と思わないでもないが……今後関わることもないだろうから、さっさと忘れることにしよう。
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ショウ(プロフ) - 姫稀さん» 初めまして！！コメント、ありがとうございます(^^)なかなか続きが書けなくてスミマセン(TT)頑張って描きたいと思いますので、よろしくお願いします☆ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: d081c4e4ab (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - 初めまして。姫稀と申します。此れからどうなるのかドキドキです。優しいヒロインちゃんが、この出会いでどんな運命になっていくのか楽しみにしてますね(^o^)v (2019年1月16日 19時) (レス) id: 4780cea7c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレ
| 作成日時：2018年11月21日 0時
