ごめんなさい〜DH side〜 ページ4
マスター「こちら、お使いください」
マスターがタオルを持って来てくれた。迷惑かけちゃって申し訳ないなと、謝ろうと思ったとき……
マスター「ほら、A。ちゃんと拭けよ」
その声に後ろを振り返ると……
「えっ？？！！あー！スミマセン！！」
頭から水を被った女性が、そこに、いた。
そう、反射的に水を避けた結果、後ろにいた無防備な女性に全てかかってしまっていたのだ。
「うわーごめんなさい((((；ﾟДﾟ)))))))
大丈夫……じゃないですよね？ホント、スミマセン！！」
後ろの席にいき、ひたすら謝るしかできない。
テーブルの上からもポタポタと水滴が落ちている。
よく見たら、テーブルの上には履歴書のようなものが広げてあり、見事に濡れて字が滲んでいた。
「こ、これって大切なものですよね？？あ〜なんてことをしちゃったんだ……」
A「大丈夫です。気にしないでください」
「いや、そういうわけにも……」
と、その時、ケータイに着信が。チラッと見るとそこにはヒョクの名前。
「ちょっと待ってくださいね！少し電話出ても良いですか？」
A「全然どうぞ(^^)本当に気にしないでください。大丈夫ですから」
「もしもし？ちょっと今取り込み中……」
EH「取り込み中じゃないよ！もう出る時間だよ？車近くまできてるから、早く！」
あ……これから収録だったんだ……
気づいたら電話も切られてる。あー時間がない！でもこのままにもできない。
「スミマセン……仕事がありまして……今お詫びができないので後で連絡いただけませんか？」
A「いや、、本当に……あなたがやったわけでもないですから」
「ちょっと待ってくださいね」
そう言ってマスターから紙とペンを借り、ケータイの番号を書いた。
「連絡ください。待ってますから！今日はスミマセンでした」
A「いや、だから……」
スミマセン！ごめんなさい！と言いながら、僕はお店を後にした……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ショウ(プロフ) - 姫稀さん» 初めまして！！コメント、ありがとうございます(^^)なかなか続きが書けなくてスミマセン(TT)頑張って描きたいと思いますので、よろしくお願いします☆ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: d081c4e4ab (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - 初めまして。姫稀と申します。此れからどうなるのかドキドキです。優しいヒロインちゃんが、この出会いでどんな運命になっていくのか楽しみにしてますね(^o^)v (2019年1月16日 19時) (レス) id: 4780cea7c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クレ
| 作成日時：2018年11月21日 0時
