あ ま つ き る − と ２

デート ページ7

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Sou君とカラオケデートなう。
　







ツイッターでつぶやいてからはや二時間。

ぶっ続けで歌いまくった私たちは休憩をかねておしゃべりタイム。



Sou「A、本当に天月さんと付き合ってないの？」

「そう君、その話はもういいと思うんだ」
　

どうしてこの子はそんなに私たちの関係を気にするんだ。

そういう話が大好きなお年頃なのか。



Sou「別に。ただ二人を見てると付き合ってるようにしか見えないから」

「さいですか…」
　

最後に三連続歌ったせいで喉が渇いたなぁ。

水みずーっと


Sou「ぶっちゃけ告られてるでしょ」

「ブふッッ」


Sou「きたなっ！」
　


吹かせんなよくそ！？



「なんで知ってんの！？」

Sou「僕の情報網をなめない方がいいよ」


「怖すぎる！そう君なんてくそう君だ！」

Sou「地味に悪口になってるよねそのあだ名」


たしか初もうでの時にもらったポケットティッシュがカバンの中に入れっぱなしになってたはず。

こんなところでガサツな性格が役に立つとは。



「みてみてそう君、私ちゃんとティッシュ持ってきてるんだよ」

Sou「街中でもらったティッシュがそのまま入ってたんでしょ」


「エスパー？」


Sou「Aちゃん検定一級保持者」

「つよ」

Sou「ちなみに天月さんは特一級」

「さすがとしか言いようがない」
　

何とも言えない会話をしながらテーブルの上を拭く。

いやもう少量でよかった…。
大惨事にならなくて済んだよかった…。

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