スクール水着 ページ10
夏。
体育で水泳が始まった。
普通、水泳は男女別でやったり何かしらそういうことへの配慮はあるはずなのだが、生憎この学校ではそんな気の利く配慮はない。
同じプールなのは勿論のこと
整列は男女別で並ぶけど離れてるわけじゃないし互いの視界を遮るものもない。
女子「男子にめっちゃ見られてない…？」
女子「超恥ずかしいんだけど！」
女子「プール憂鬱だよぉ」
男子「あいつスタイル良くない？」
男子「胸デケー」
男子「おれちょっと肉付きいい奴タイプだなー」
男子「ココノエスタイルサイコーじゃね？」
男子「さすがスポーツ万能」
A「……っ…」
すっごく恥ずかしい。
おかしいでしょこの遠慮の無さ…
シャンクス「おら男騒ぐな！！女子が恥ずかしがってるだろうが！！」
そして水泳を教えるのは勿論シャンクス先生。
この学校にはシャンクス先生以外に体育を教える教師がいないのだ。
だがよりによってシャンクス先生…
ただでさえあれで先生のことを意識してしまっているというのに水着姿を見せるって……。
恥ずかしいことこの上ないよ
シャンクス「じゃあ準備運動からいくぞー」
恥ずかしがりながら準備運動を終え、
シャワーを浴びてから水に浸かる。
これで体を見られることはないので少し安心。
水泳なんて一年ぶりなので、１往復泳ぎ感覚を取り戻すところから始まった。
ゆったりと平泳ぎをしていると、隣のコースを泳ぐ男子がこちらを見てこう言った。
男子「こっから泳ぎ終わるまで競争しようぜ！」
幼稚だなと一瞬思ったが、ちょっぴり負けず嫌いな私はそれに乗った。
絶対に勝ってやる。
男子の掛け声を合図に私達は同時に泳ぎ出す。
しかし相手は男。どれだけ私が頑張ろうとやはり性別の壁は越えられない。
少しずつ離されていくのがゴーグル越しに見え、私はかなり焦った。なんとか追い付こうと脚を力一杯動かすと、急にそこに激痛が走った。
A「ブハッ…！！」
思わず足をついた。
見ると男子はもうゴールをしたとこ。私の異変に気付かずに勝利を喜んでいる。
ズキズキと右足が痛む。どうやら無理に動かしたので傷めてしまったらしい。
なんとかプールサイドに上がり先生の方へ行く
シャンクス「ん？ココノエ───どうした、足が痛いのか？」
先生は足を引き摺る私を見てすぐに心配をしてくれた。
事情を話すと、今回は見学することとなった。
仕方ないか…久々のプール楽しみだったけど……
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如月 - これからも頑張ってください！ (2018年9月20日 13時) (
レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆり(プロフ) - 如月さん» お返事遅れてすいません！ありがとうございます！ (2018年5月15日 13時) (レス) id: 6cacd26493 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 面白かったです！！更新頑張ってください！ (2018年5月6日 14時) (レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
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