まぜて ページ28
それから数日。
先生から貰ったお菓子は１日で食べきっちゃうのは勿体ない気がして、何日か掛けて食べた。
その間、私は自室のコルクボードに貼られた
先生から貰った飴の包み紙をずっと眺めていた。
自分で言うのもあれだけど、まるで愛しい人を見ているような…
A「少女漫画かよ…」
女子「え？なんか言った？」
A「ん？ううんなんでもない」
女子「それでね…」
休み時間に私を囲んで恋愛話をする女友達ら。
正直友達という程親しくもないはずなんだけど…
おかげで私はこれっぽっちの興味の欠片もない話を聞き流す羽目になる。
恋はしても必ずしもそういう話に興味を持つようになるってわけじゃないんだなぁ
女子「そういえばAちゃん今彼氏いる？」
女子「あ！それ私も知りたい！」
A「いないよ彼氏なんて〜！」
女子「えー！？Aちゃんカワイイのに彼氏いないのぉ！？見る目ないんじゃない？」
女子「言えてる！」
A「お世辞言ってもなんも出ないよー」
無理矢理ノリを合わせてみる。
おお、私の新たな一面。疲れるな。
シャンクス「なになにコイバナ？先生も混ぜてー」
A「なっ…！？」
突然耳元で先生声がして、見ると先生が椅子に座る私の真横にいて腰を曲げ、すぐ横に顔があった。
女子「えー？先生そういうのわからなそうですもん」
シャンクス「おいおい、おれはこのクラスの誰よりも長く生きてんだぞ？」
女子「おー！じゃあ経験豊富なんですね！！」
シャンクス「まーな！」
得意気に胸を張る。
それに女子達は笑い、先生を交え恋愛話を続行した。
…私おうち帰りたい……
シャンクス「やっぱ男は優しさが大事かー
Aもそう思うか？」
A「え？私？」
話に交ざらずただぼーっと聞いていると、それに気付いた先生が私に話を振ってきた。
A「そう、ですね…」
あんまわかんないけど。
シャンクス「へー…
まあおれ優しいからいいか」
女子「じゃあやさしー先生にお願いなんですけどぉ、課題減らしてくれませんかぁ？」
シャンクス「ばかやろー、それは将来のお前の為の課題だぞ？課題の量と優しさは比例してる」
女子「うっそだー！」
うう…
女子の高い声が耳に刺さって痛い…
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如月 - これからも頑張ってください！ (2018年9月20日 13時) (
レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆり(プロフ) - 如月さん» お返事遅れてすいません！ありがとうございます！ (2018年5月15日 13時) (レス) id: 6cacd26493 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 面白かったです！！更新頑張ってください！ (2018年5月6日 14時) (レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
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