着替えておいで ページ11
プールサイドの屋根のあるベンチに座り、泳ぐ皆を眺めている。
楽しそうだなと思うけど、未だ足はズキズキと痛み和らぐことはない。
そしてたまに先生がこちらに様子を見に来てくれる。
シャンクス「やっぱまだ痛むか？」
A「そうですねぇ…
──歩くのヤバいかもなぁ…」
独り言なので、聞こえないようにかなりの小声でそう呟いた。
だが先生はそれを聞き逃さなかった。
シャンクス「じゃあ着替えるのもキツイか？」
A「はっ！！？きっ着替えは意地でも一人でやります！」
シャンクス「そうかぁ？」
びっくりした…
おれ手伝ってやろっかとでも言いそうな雰囲気だったよ今の…！
いやさすがにそれはしないと思うけど！！そんなんしたらセクハラになっちゃうけど！！
一瞬、かなり本気で焦った…
シャンクス「じゃあ…着替えかなり時間掛かると思うから今から着替えて来い」
A「あー…はい」
シャンクス「なんなら誰か女子を付き添いにつけようか？」
A「いや平気です」
シャンクス「そうか、無理すんなよ」
ベンチから立ち上がり、先生の視線を背中に感じながら更衣室に向かった。
あんなに見られたら恥ずかしいじゃん…
A「はあ…
なんで好きになっちゃったのかなぁ」
今更自分の恋を後悔しながらなんとか体操服に着替える。
脚に気をつかってかなりの時間を費やしてしまった。足を引き摺りながら急いでプールサイドに戻ると、心配そうな眼差しでプールサイドの出入口を見ていた先生と目があった。
私が来たのがわかると、ニコッと笑い軽く手を振ってから泳いでいる生徒に話し授業を進めていく。
そんなちょっとの仕草でドキドキしちゃうんだから恋ってすごいよなぁ…
自分が乙女になっちゃうんだもん。
女子「先生、Aちゃんどうかしたんですか？」
シャンクス「ん？ちょっと足をな。
心配は授業が終わってからたっぷりしてやってくれ」
余計なことを…
心配されるなんて面倒なこと御免だよ…
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如月 - これからも頑張ってください！ (2018年9月20日 13時) (
レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆり(プロフ) - 如月さん» お返事遅れてすいません！ありがとうございます！ (2018年5月15日 13時) (レス) id: 6cacd26493 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 面白かったです！！更新頑張ってください！ (2018年5月6日 14時) (レス) id: 699e158105 (このIDを非表示/違反報告)
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