不確かシンドローム

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｢柔らかいね、いのちゃんのココ、｣
｢ぁん、....みないで、ぇ、....｣
｢結構経験あるんだ｣


うつ伏せに寝かされて、突っ伏した腕と頭はそのまんま、腰だけを浮かせている体勢にそろそろ限界だ。

ローションを垂らされ、ナカに塗りこまれ、
ひかるの指が入って、出て、擦って、広げる。

丁寧すぎる愛 撫に、もうへとへとだった。


｢初めてしたの、いつ？｣
｢ん、....じゅうご、....｣
｢早いね、....誰と？｣
｢か、かれしと、ぉ、....ぁっ、あ、｣


"黙る"という選択肢をくれない、ひかるの興奮した静かな口調に、びくびくとカラダが震える。

時折項に唇が当てられて、耳元で言葉を囁かれるから、
おれは落ち着いてなんか居られない。

そして何より、ひかるは

ドSだ。


｢彼氏いたんだ、....｣
｢あぁっ、やだっ、ひろげないでぇ、っ、、｣
｢ここ、こんなんにしたのも、その人？｣
｢ひっ、ぁぅ、....｣


さっきからお尻に、太ももに、背中に、
動く度にひかるのモノがあてられるのに、
一向に挿れようとしない。

それがもどかしくて仕方なくて。

むずむずと孔の奥が疼いている。


｢ひ、ひかる、、｣
｢ん？｣
｢いれないの、、？｣
｢....ほしいの？｣


まさかの返しに言葉が詰まる。
ひかるって、こんな人だったっけ。

いつもニコニコふわふわしてて、優しくて器用な"八乙女光"。
女子にも人気があって、先生のお気に入り。
普通に仲良かったけど、まじで良い奴だって思ってた。

卒業してから連絡こそ取っていなかったけど、


こんなに意地悪だなんて、知らなかった。




｢ほしぃ、....おねがい、、｣

顔を振り向かせて、ひかるを見つめながらそう強請る。
するとひかるは、はぁ....とひとつため息をついた。


｢....今までの男がいのちゃんをこんな風にしたと思うとさぁ、｣
｢....？ふぁっ、｣


くるりと体を反転させられ、膝を折りたたまれる。

急に近くなったひかるとの距離。

あれ、ひかるってこんなに綺麗な顔してたっけ。



｢ちょっと、嫉妬しちゃう｣

｢ひか、っ、あ、｣



ぐっ、と押し入ってくるもの。

一気に奥を貫かれ、目の前がチカっ....と光った。









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