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こんなに人って思考回路が停止することって、まず無いと思う。
いくら止まったと言ったって、こうやって頭の中で言葉をうかべることとか、状況把握をしようとしたりとか、そういうことは出来る。
でも、俺は今それが一切できなかった。
｢...ひかる、、？｣
｢いのちゃ、....｣
人通りがそこまで多くない駅の近くの公園。
キー、と風で揺らされたブランコの錆びた音が小さく響いた。
お互い片手にスマホ。
見覚えのある服装。
お互いがお互いを凝視し、時が止まったかのように思えた。
｢待って、....待って。なんで、｣
｢いや、それ俺のセリフなんだけど、｣
｢俺のセリフでもあるわ。....嘘だろ？｣
こんなこと、普通無いだろ。
同性愛者の出会い系のサイトで、元クラスメートと出会ってしまうなんて。
普通、無いって。
｢"ひー"....って、ひかるだったの、？｣
｢...."ケイ"は、いのちゃん....？｣
事前にやり取りで伝えあっていた服装。
年齢。
見た目。
確かに、今目の前にいるひかるそのまんまだ。
フリーズして、その場に立ち尽くし、どうしようかとアレコレやっと思考が回り始めた時、
ひかるが先に口を開いた。
｢....こんなとこでなんだから、...とりあえず、、行く？｣
ふわりと風に靡かれた明るい金髪。
変わらない優しそうな瞳。
頬を掻く綺麗な指。
全部、昔と変わらなかった。
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｢えっと、....卒業式ぶり、、だね？｣
｢...そうだね｣
2人で入ったホテル。
割り勘なはずなのに、さらっとひかるが先に払ってくれた。
綺麗にメイキングされたベッドの上に腰を掛け、気持ちを落ち着かせる。
｢見た目、変わったねいのちゃん｣
｢まぁ、....髪染めたり、、したし｣
｢うん、似合ってる。可愛い｣
｢....どうも、｣
ひかるとは、中学と高校が一緒だった。
高校は2年、3年と同じクラス。特に一緒にずっといたわけでは無いけど、普通に会話はするし、弁当だって一緒に食べたりした。
それに、修学旅行も同じ班で、それなりに仲は良かったはず。
けど、まさか。
男もいけるなんて、知らなかった。
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96(プロフ) - hkin大好きなので新しいお話のupとても嬉しいです！そして何よりお話の内容がとても素敵でした！最後のhkくんとinくんの会話にときめいてます！笑これからも応援しております！ (2018年11月25日 0時) (
レス) id: 895be46096 (このIDを非表示/違反報告)
ぽい(プロフ) - 青空が違うだ！と読みながら嬉しくなってしまいました！！他の楽曲でもぜひ見てみたいです♪ (2018年11月19日 18時) (レス) id: 4bb11b3478 (このIDを非表示/違反報告)
unicorn(プロフ) - 青空が違うってすごくいい曲ですよね！欅オタなので題材になってて見ててすごく面白かったです！青い鳥でも欅のことお話しされてるの見て同士さんだな〜って勝手に親近感わいちゃってます笑これからも作品楽しみにしてます！ (2018年11月19日 0時) (レス) id: 751fcc2c4e (このIDを非表示/違反報告)
こはNo.2 - あとすみません!!小説を書いてみたいのですが真ん中に文字を書くのは空白をおけばいいんですか?(このお話のメインページみたいに?) (2018年11月8日 17時) (レス) id: 797d2e6d06 (このIDを非表示/違反報告)
こはNo.3 - いつも面白い作品をありがとうございます!!楽しみにさせてもらってます!!･･･すみません「壊れて見せて」のパスを教えて頂いても宜しいですか？ (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7f7ef9f2b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mapii
| 作者ホームページ：@maiip_226
作成日時：2018年8月14日 17時
